最近の傾向として、インターネットやパソコンの操作に慣れてない初心者の不安を煽るものも増えているように思う。たとえば、「Google はあなたの住んでいる場所を知ってるぞ」というチェーンメール。アメリカに住んでいる人が自宅の電話番号を入力すると、周辺の地図が自動的に表示される機能がついているが、これは Google 独自のデータベースを利用しているわけではない。が、初めての人が試してみると、なんで私の住んでいる場所までインターネットで公開されているんだよ、と不安になってしまう。
そういえば、日本でもよく似たいたずらが流行したことがある。ヤフーの掲示板に少々長い URL が貼り付けられて、「あなたの個人情報が公開されていますよ、ご注意ください」というもの。この URL はヤフー ID でログインしている人が自分の登録情報を確認するためのもので、もちろん ID とパスワードでログインしている本人しか見ることができない。ところが、ヤフーの場合、一度ログインすると次回からはクッキーの情報で自動的にログインした状態になる。「なんだろう」と URL をクリックすると、突然自分の個人情報が表示され、初心者は不特定多数の人が閲覧できる掲示板の上に公開されているのかと誤解してしまう。単純ないたずらなのだが、センスがいいとはいえない。