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2003年3月17日 00:00

消費者は多少高くてもコピー可能 CD が好き

著者Colin C. Haleyオリジナル版を読む海外海外発
著作権をめぐる議論は、業界と消費者の主張の溝が埋まらないまま、レコード会社の会議室、議会の公聴会、大学の寮などで繰り広げられている。だが、双方に共有する思いもあることが、最近の調査で明らかになった。

この調査は Jupiter Research が行なったもの。この調査で分かった重要点のひとつは、音楽ファンが自分の好きな楽曲を自由にコピーできる形で所有したいと思っており、そのためには多少よけいに金を払うことも厭わないということだ。これは、店で CD を購入する人か、インターネットを介して1曲ずつあるいはアルバムをダウンロードする人かにかかわらず、音楽ファンに共通な傾向という。

この調査によると、無制限コピーが可能な CD を17.99ドルで買うと回答したオンライン消費者が、コピーできない9.99ドルの低価格 CD を買うと答えた人の2倍近くいた。

Jupiter Research の上級アナリスト Peter Sargent 氏は、次のように述べている。「消費者は、気に入った音楽を自由にコピーすることに慣れている。購入した CD などをコピーすることは以前から消費者の権利だった。買ったのだから、自分の自由な形で所有するのは当然という姿勢だ」

コピー防止機能のない CD ならコピー防止型 CD より高くても買うという消費者たちの姿勢は、米国レコード工業会 (RIAA) の耳に心地よく響くかもしれない。しかし、製品価格の引き上げは得策でないことに留意する必要がある。

「コンテンツプロバイダがこの調査から読みとるべきメッセージは、大幅値下げせずに (従来型 CD と同じような価格で) コピー防止型 CD を発売しないよう、十分に注意しなければならないことだ。対応を誤ると、消費者の反発を買うだろう」と、Sargent 氏は警告する。

同氏によると、これまでのところコンテンツプロバイダ各社は、値下げの必要性を認めたくないと抵抗しているという。Napster や同類のファイル交換サービスよって利益を減らされた苦い経験から、値下げに用心深くなっているのだ。

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