japan.internet.com
japan.internet.com メンバーID
Twitter
Facebook
RSS
ピックアップ
2003年4月28日 00:00

米連邦地裁、「ファイル交換サイトに法的責任なし」

著者Ryan Naraineオリジナル版を読む海外海外発
ユーザーがサードパーティ製品を使って著作権侵害行為を働いた場合の法的責任を、ピアツーピア (P2P) ネットワークに課すことはできない。ロサンゼルス連邦地裁判事は25日、そんな裁定を下した。ファイル交換ネットワークを通じた著作権侵害行為排除を求める映画業界や音楽業界にとって、大きな痛手となる裁定だ。

この意外とも言える判決により、『Grokster』および『Morpheus』の両 P2P ネットワークは、大手メディア各社からの訴訟を回避できる。両ネットワークを訴えていたのは、AOL Time Warner、Vivendi Universal、Sony、Viacom、News Corporation、Walt Disney などだ。

Stephen Wilson 判事が下したこの判決は、これまでファイル交換プログラムを停止させる裁判所命令を立て続けに得てきた音楽業界に、爆弾のような衝撃をもたらした。

Wilson 判事は、Grokster と Morpheus について、合法的なアプリケーションもあり、そのソフトウェアをユーザーがどのような使い方をするのかまで管理することは不可能だと述べた。そして、1984年に Sony のビデオ技術 Betamax を巡る有名な裁判に言及。映画会社がビデオデッキ (VCR) の非合法化を求めたその裁判では、新技術が著作権侵害に悪用されることがあるからといってその技術を全面的に禁止する正当な理由とはならないと、最高裁が裁定した判例を示した。

Morpheus ソフトウェアの配信元 StreamCast Networks を弁護してきた電子フロンティア財団 (EFF) は、今回の地裁裁定を賞賛。同財団の顧問弁護士、Fred von Lohmann 氏は、次のように述べた。「Morpheus 裁判の争点は技術であり、著作権侵害行為ではないと信じてきたが、今日それが裁判所によって支持された。判決は、技術企業は開発したツールが悪用されたとしても、そのすべての責任を負わされるものでないことを明確にした」

一方、RIAA は同日、ただちに第9巡回控訴裁判所に対して控訴する意向を表明した。

関連テーマ
プリンター用
記事を転送
この記事をクリップ!
厳選した九州のお野菜とお米をお届け
厳選した九州のお野菜とお米をお届け 野菜の木では、老舗料亭 沙羅の木が厳選した九州のお野菜とお米をお届けします。 毎週、隔週での定期のご購入も可能です。 入会費、年会費、送料、荷造手数料は無料です。
注目のトピックス
Copyright 2012 internet.com K.K. (Japan) All Rights Reserved.