Barnes & Noble、オンライン子会社株を公開買い付け書籍販売大手の Barnes & Noble.com (NYSE:BKS) は7日、1億1500万ドルを投じてオンライン販売担当の子会社 BarnesandNoble.com (BN.com) を完全子会社化する計画だと発表した。
Barnes & Noble は7月に BarnesandNoble.com (NASDAQ:BNBN) 株の持ち株比率を75%に増やしたばかりだが、今回は未取得分の全株式を1株あたり2.50ドルで購入すると発表している。 この買い占め計画が規制当局の承認を得れば、Barnes & Noble は BarnesandNoble.com を完全子会社化し、株式未公開にする予定だ。 BarnesandNoble.com は、インターネットブームが絶頂期にあった1997年、株式公開企業として Barnes & Noble から分離独立する形で設立された会社。だが、最大のライバル Amazon.com (NASDAQ:AMZN) の牙城切り崩しに難航し、設立当初から市場シェアが伸び悩んでいる。 BarnesandNoble.com は、1998年にドイツの巨大メディア複合企業 Bertelsmann から2億ドルにのぼる巨額の出資獲得に成功し、Barnes & Noble と Bertelsmann の両社を大株主に持つことになった。しかし、両社の関係は、BarnesandNoble.com 経営陣の人事をめぐる意見の相違から険悪化した。両社は今年2月に和解。そして、Bertelsmann は7月までに BarnesandNoble.com との関係を絶ち、所有していた35%の株式を Barnes & Noble に1億6400万ドルで売却した経緯がある。 BarnesandNoble.com は、書籍/電子出版物/雑誌/CD/DVD/ソフトウェアをオンライン販売しているが、黒字を計上した四半期決算はこれまで一度もない。Amazon.com に追いつこうと、さまざまなビジネスモデルを試してきたが、いずれも奏功しなかった。そして、9月には、販売不振と出版社側の技術不足を理由に電子書籍の販売中止も発表した。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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