E-コマース2004年3月18日 00:00
文字サイズ文字サイズ小文字サイズ中文字サイズ大

AOL、オンライン決済サービスに再挑戦

この記事のURLhttp://japan.internet.com/ecnews/20040318/12.html
著者:Colin C. Haley
海外internet.com発の記事
America Online (AOL) は16日、さまざまな企業の請求書集約サービスを提供している Yodlee と提携し、会員向けに無料のオンライン決済サービス『AOL Bill Pay』を提供すると発表した。AOL がこうしたサービスの提供を試みるのは、これが2回目になる。

AOL Bill Pay サービスは、料金の格安なライバル ISP への乗り換え食い止め策として、AOL が会員向けに提供している便利な「生活管理」ツールの一環を成すものだ。

この生活管理ツールには、会員が家族のスケジュール管理用、料理レシピの検索/保存用、ダイエット管理用などがある。

AOL は、AOL Bill Pay を「新サービス」と呼んでいるが、オンライン決済サービスを提供するのは、実のところ2度目だ。同社は1999年11月、財務管理ソフトウェアメーカーの Intuit (NASDAQ:INTU) と5年の独占契約を結び、オンライン決済サービスを始めたことがあった。

しかし、その後 Intuit の一部が売却されたため契約は2年足らずで無効になった経緯がある。現在、Intuit のプラットフォームを利用している AOL 会員はいないと、AOL の広報担当 Billy Kenny 氏は internetnews.com に語った。

そして、AOL の調査によると、同社会員の60%は決済の一部をすでにオンラインで行なっており、そのうち67%は複数の決済 Web サイトを利用しているという。

調査会社 Jupiter Research の上級アナリスト Joe Laszlo 氏は、AOL Bill Pay サービス利用者は結果的に AOL 会員にとどまる可能性が高くなると分析する。

「しかし、AOL 会員、特にすでに何らかのオンライン決済サービスを利用中の会員の何割もが AOL Bill Pay サービスを使うとは考えられない」と Laszlo 氏。

Copyright 2008 Jupitermedia Corporation All Rights Reserved.http://www.internet.com/