米下院小委員会、P2P 罰則法案を可決米下院小委員会は3月31日、「著作権のある作品を1000件以上、違法と知りつつ故意に他のピアツーピア (P2P) ユーザーとファイル交換」した P2P ユーザーに対し、著作権侵害罪を課す法案を賛成多数で可決した。同法案が規定する最高刑は、3年の懲役だ。
この法案は『Piracy Deterrence and Education Act of 2004』と呼ばれるもの。公開中の映画を違法にコピーおよび販売した者に対する罰則条項もある。同法案は、来年の執行予算として1500万ドルも認めている。 だが、来年までに立法化するには、数々の関門をクリアしなければならない。まずは下院司法委員会における可決、次に本会議の可決が必要だ。下院で可決されたとしても、今度は上院でも同様の立法手続きを通過しなければならない。 同法案は、止まらない CD 販売減少の元凶と音楽業界が非難する P2P ネットワーク ──『KaZaA』『Grokster』『Morpheus』など ── をターゲットにしている。全米レコード工業会 (RIAA) は昨年9月以降、これまでに1500人あまりの P2P ユーザーを著作権侵害で提訴。そのうち数百人とは1人あたり数千ドルの賠償金で和解ずみだ。 この法案は、Lamar Smith 下院議員 (共和党、テキサス州選出) と Howard Berman 下院議員 (民主党、カリフォルニア州選出) が提案したもので、「議会の良識」条項が盛り込まれている。同条項は、P2P ネットワークを運営する企業を拒否し、頼んでもいないデータ/ファイルや不正なデータ/ファイルを遮断し消費者を保護するための、フィルタリング技術を自発的に実装できることを明記。それだけでなく、議会およびブッシュ政権に対し、こうした P2P ネットワークの不正使用防止策を講じるよう求めている。 関連記事 最新トップニュース
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