E-コマース 2004年11月11日 00:00

WTO が米国のオンライン賭博禁止にノー

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2004年11月11日 00:00 付の記事
■海外internet.com発の記事

世界貿易機関 (WTO) の小委員会は10日、米国によるインターネット賭博禁止は不公正な貿易慣行で、米国は国際的なカジノに対する規制を解除すべきだとする裁定を下した。米国通商代表部 (USTR) はこれを「著しい不備のある」裁定として、「積極的に」上訴すると述べている。

WTO は今回の裁定で、多数のインターネット賭博カジノが本拠としているカリブ海の島国、アンティグア バーブーダの訴えを認めた3月の予備裁定を支持した。アンティグアは訴えの中で、米国は1995年に WTO への加盟に合意したことで、国境を越えた賭博を容認することにも同意していると主張していた。WTO には現在、148の国と地域が加盟している。

米国は WTO 加盟時に、相互貿易の推進に取り組む「事業の一覧」を提出した。一覧には、「その他の娯楽事業」という項目があった。アンティグアと WTO は、インターネット賭博はこれに該当すると解釈している。

これに対し、米国のある通商高官は次のように述べた。「アンティグアと WTO は、サービス貿易に関する一般協定 (GATS) [WTO 協定の一部] への合意に基づく米国の義務と取り組みの範囲内に、インターネット賭博に対する義務も含まれると主張している。わが国はこの判断を根底から拒絶する。わが国の提出項目に賭博事業を含むとする小委員会の裁定には、全くもって同意できない」

この件については今後、7人で構成される WTO 上級委員会が審議を行なう。USTR によれば、審議の結果は2005年春に出る見通しだという。



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