eBay の Q4 決算、大幅増収増益なるもアナリスト予測を下回るオンラインオークション最大手の eBay (NASDAQ:EBAY) は19日、2004年第4四半期決算を発表した。売上と純利益がともに前年同期比で44%の伸びを示す内容だったが、プロフォーマベースの純利益がアナリスト予測を下回り、株式市場は厳しい反応を示した。
第4四半期の純利益は、プロフォーマベースで前年同期比44%増の2億2600万ドルを計上した。希薄化後1株あたりにすると33セントで、アナリスト予測を1セント下回った。同社決算がアナリスト予測を割り込むのは珍しい。なお GAAP (一般会計原則) ベースでみると、純利益は同じく前年同期比44%増の2億540万ドル (希薄化後1株あたり30セント) となった。一方、売上は9億3580万ドル (前年同期比44%増) に達し、アナリスト予測の9億3436万ドルを上回った。 今後の業績見通しも、アナリスト予測を下回る内容となった。同社は、2005年第1四半期について、プロフォーマベース利益が1株あたり34セントないし35セント、売上は10億1000万ドルないし10億3000万ドルとの見通しを示したが、いずれもアナリスト予測を下回る数字だ。同社は GAAP ベースの利益見通しも示しており、2005年第1四半期の利益見通しを GAAP ベースで1株あたり32セントないし33セントとした。 2004年通期の業績は、売上が前年同期比51%増の32億7000万ドル、純利益は前年比76%増の7億7820万ドル (希薄化後1株あたり1.14ドル) となった。プロフォーマベースでは、純利益が前年比68%増の8億2950万ドル (希薄化後1株あたり1.21ドル) になっている。 決算内容と先行き見通しが期待はずれだったことに加え、先日発表した出品料金の値上げなどを考えると、同社の成長率に対する不安が膨らみかねない。折りしも、Overstock.com (NASDAQ:OSTK) などの Eコマース企業が、オンラインオークション市場への進出を進めており、競争が激化する可能性がある。 eBay 社長兼 CEO の Meg Whitman 氏は決算発表の中で、同社の今後の成長に強い自信を持っていることを示した。「2004年は全部門が飛躍的に成長した年であり、その素晴らしい成功の年を第4四半期の好決算で締めくくることができた。2005年に入っても急成長の勢いは続いており、現在行なっている投資や意思決定が、当社ならびに当社を利用する世界各国のユーザーコミュニティに、明るい未来をもたらすことを、今まで以上に確信している」と同氏は語った。 関連記事 最新トップニュース
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