RIAA、学生405人を著作権侵害で提訴へ全米レコード工業会 (RIAA) は12日、米国各地18大学の学生405人を著作権侵害で13日に提訴すると発表した。
RIAA によれば、これら学生は研究用の高速コンピュータネットワーク『Internet2』を悪用して、著作権つき音楽ファイルを違法に交換していたという。 RIAA は、この提訴とは別に、41州の140大学で著作権侵害行為が行なわれた証拠を得ているとも述べた。そして、違法行為に対する注意を促す書簡を、該当する大学に送付中だと明らかにした。 RIAA 会長の Cary Sherman 氏は、声明の中で次のように述べている。「この次世代型インターネットは、合法で価値のある使い方をしている研究者や科学技術者など多くの人にとって、素晴らしくエキサイティングなツールだ。しかしながら、この高速ネットワークが通常の規則から外れた違法地帯化するような状態を許してはならない」 Internet2 は、大学207校 が主導するコンソーシアムだ。企業メンバー や米国政府内の数多くの機関などと協力し、IPv6 (インターネットプロトコル バージョン6) やマルチキャスティングなどの、最先端のインターネット アプリケーションおよび技術の開発と展開を進めている。 RIAA の指摘によれば、Internet2 ネットワークを悪用した違法ファイル交換の多くは、『i2hub』と呼ばれる P2P ソフトウェアを使っているという。 「われわれが築いた知的財産を守るためには、i2hub や同種のアプリケーションから生ずる脅威に迅速に対処せねばならない。大学キャンパス内では超高速ダウンロードで違法ファイル交換サービスを簡単に利用できるだけでなく、違法行為を探知されたり罰を受ける恐れも小さい。こうした現状では、合法的な音楽配信サービスが学生を引きつけることは極めて難しい。そのことをわれわれは承知している」と Sherman 氏は声明の中で述べ、提訴や各大学との協力の必要性を説明した。 Internet2 の広報担当 Greg Wood 氏は、Internet2 も著作権つき作品の違法交換を許さないと述べると同時に、Internet2 全体で違法コピー配布防止のメカニズムを設けるよりも、各大学で対応する方が効果的だとの考えを示した。 「大学が対策を行なうことの方が理にかなう。ユーザー (学生) と直接つながりを持っているからだ。バックボーンのレベルで違法行為を監視したり阻止したりというのは、不可能と言っても良いほど、技術的に極めて難しい。違法行為防止策は学校レベルでとるのが最も効果がある。当コンソーシアム参加大学はそうした対策を実施している」と Wood 氏は述べた。 関連記事 最新トップニュース
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