![]() ![]() ![]() ![]() PayPal がサービス拡大、Eコマースサイトに API も提供この記事のURLhttp://japan.internet.com/ecnews/20050620/10.html
著者:Dan Muse
海外internet.com発の記事
オンライン決済サービス大手 PayPal は、小規模な Eコマース事業者により広範なオプションを提供しようと、新ツール『Website Payments Pro』をリリースした。迅速な購入手続きを実現する機能や、同社の決済サービスを Web サイトに実装するための API を提供するとともに、オフライン注文の決済にも対応した、オールインワン型のソリューションだ。
Website Payments Pro は、『Express Checkout』『Direct Payment API』『Virtual Terminal』という3つの柱から成る。PayPal の販売業者サービス担当副社長 Stephanie Tilenius 氏は、Express Checkout 機能について、購買プロセスを簡素化するものだと言い、「3回のクリックで買い物が終了する」と説明した。 Tilenius 氏によると、Express Checkout 機能を使うと、購入者が自分の財務情報や個人情報をまったく入力しなくて良い。これは、それら情報が PayPal に保存され、そこから販売業者のサイトに送られる仕組みになっているからだ。したがって、購入手続きに時間がかからず、個人情報の入力にまつわる心配も無用のため、購入者にとって利点があると Tilenius 氏は述べた。そして、購入手続き完了までのプロセスが短いため、販売業者側にも利点が大きいという。つまり、購入者が途中で心変わりする状況が減るからだ。Eコマース企業にとって、購入手続き中にショッピングカートを放置する顧客の多さが大きな問題になっていることを考えれば、この機能は魅力的だ。 3つの柱のうち、最も興味深いのは、Direct Payment API だろう。「これはわが社にとって初めての非ホスティング製品だ」と Tilenius 氏は述べている。この API を使うと、販売業者は自社の Web サイト上で直接クレジットカードの決済処理ができるようになるという。 この場合、購入者は決済に PayPal のサービスを利用するかクレジットカードを使うかを選択できる。なお、PayPal の決済サービスを利用する場合であっても、購入者が PayPal の口座を持つ必要はない。決済処理が行なわれている間、PayPal の存在はユーザーから見えない。ただし、この API を使って PayPal の決済サービスを販売業者が Eコマースサイトに実装するのは、同社のホスティング版を利用するのに比べ技術面で格段に大変だ、と Tilenius 氏は断っている。 3つ目の柱、Virtual Terminal は、オフラインで注文した顧客の支払いを処理せねばならない販売業者のためのものだ。電話やファックス、郵便、さらには対面での販売に対応する。Tilenius 氏によると、販売業者側にとって、別個の決済サービス口座を維持する必要はなく、注文を受けたら、PayPal がホスティングする決済フォームを使って決済処理を進めれば良いという。 Website Payments Pro の利用料は、月額20ドルだ。決済処理手数料は、販売価格の2.2%から2.9%プラス0.30ドルとなる。 |