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Eコマース業界にハリー ポッターの魔法炸裂かの有名な魔法学校を卒業しないと、魔法が使えないというわけではない。Harry Potter (ハリー ポッター) シリーズ最新作をあらゆる年齢層の「マグル」(魔法の使えない人間の意) に届けるため、Eコマースという現代の「魔法」が現実に存在する。
一般的に、魔法というものは、架空の存在だ。しかし、出版社や書籍販売業者にとって、16日未明に発売を迎えたシリーズ最新作『Harry Potter and the Half-Blood Prince』の人気こそ魔法そのものだ。その需要や予約販売部数、さらにはそれらを支えた Eコマース技術において、という意味ではあるが。なお日本語版『ハリー ポッターと混血のプリンス』(仮題) の発売日は、まだ決まっていない。 Amazon.com は18日、最新作発売直前の15日深夜の段階で、世界各国の同社サイトにおける予約販売部数が、150万部を超えたと発表した。なおこの数字は、共同ブランドサイトでの予約部数も含んでいる。同社は昨年12月21日から最新作の予約を受け付けていた。 最新作の予約販売部数は、Amazon にとって新記録となった。従来の記録は、シリーズ前作『Harry Potter and the Order of the Phoenix』(ハリー ポッターと不死鳥の騎士団) によるもので、2003年6月21日の発売前に、130万部の予約部数を記録していた。 さらに圧巻なのは、ハリー ポッターシリーズの米国における出版元 Scholastic Inc. が発表した数字だ。同社は1日、最新作を1080万部出版すると発表し、発売の翌日17日には、発売からわずか24時間で、最新作の販売部数が690万部に達したと発表した。 IBM もこの魔法に関わっている。Scholastic がハリー ポッター最新作の発売に向けて対応態勢を整えるにあたり、アプリケーション統合ミドルウェア製品『WebSphere』で支援したという。 IBM の Eコマースおよびマルチチャネル小売業向け戦略/プランニング担当マネージャ Craig Stevenson 氏は、次のように語った。「Scholastic とは1年から1年半ほど前より、関係を持ってきた。そして当社のソフトウェアで新しいサイトを構築し、従来のソフトウェアから乗り換えることを決めた。Scholastic がそうせざるを得なかった理由については、当社の立場から言及することはできないが、他社のソフトウェアから当社製品に乗り換えたということに意味があるのは間違いない」 ハリー ポッターシリーズは、完結まで全7部作となる予定で、今回発売した最新作は、第6部にあたる。巻を重ねるごとに世界的な人気が増していることを考えると、少なくとももう1度ハリー ポッターの魔法が炸裂するのは、あり得ない話ではない。同シリーズの爆発的売れ行きや、オンライン上の予約部数が毎回増えていることで、特に関係の深い小売業者は、見込み需要に対応するため、オンライン販売に必要な要件について、再考せざるを得なくなったということだ。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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