Sun、オープンソース DRM プロジェクトを設立Sun Microsystems (NASDAQ:SUNW) は21日、機器に依存しないデジタル著作権管理 (DRM) 標準の策定を目指し、オープンソースの新コミュニティプロジェクト Open Media Commons を設立したと発表した。DRM 分野進出の第1歩となる動きだ。
Sun の社長兼 COO (最高業務責任者) Jonathan Schwartz 氏は、コロラド州アスペンで開催中 (21日-23日) のシンクタンク Progress & Freedom Foundation の年次会合で基調講演を行ない、そこで同コミュニティ、およびその基礎となるプロジェクト『Project DReaM』について明らかにした。 「どこでも使える DRM」を標榜する Project DReaM の目的は、ロイヤルティフリーで他の DRM 技術と相互運用性のある DRM 標準を策定することにある。Sun は、連携型 ID の分野でも、オープンソースコミュニティ Liberty Alliance のもと同様のプロジェクトに取り組んでいる。 Project DReaM は、Sun Microsystems Laboratories (Sun Labs) の内部プロジェクトとして始まったものだが、Open Media Commons 発足にあたり、近く同プロジェクトを、オープンソース推進団体 Open Source Initiative (OSI) の認証を受けた『Common Development and Distribution License (CDDL)』ライセンスのもとで Open Media Commons コミュニティに公開するという。 Sun はさしあたって、ビデオ/オーディオコンテンツのストリーミング向け『Sun Streaming Server』および『Java Stream Assembly』API、そして相互運用性を持つ DRM アーキテクチャ『DRM-OPERA』を、Project DReaM に提供する。 DRM は、著作権保持者および DRM 技術を開発する企業にとって必須の技術だ。調査会社 JupiterResearch は昨年、DRM 市場の売上について、2008年までに2億7400万ドルに達するとの予測を明らかにしている。 主として、インターネット上で配信するデジタル音楽や映画ファイルを保護するため、エンターテインメント業界が DRM 技術に熱い視線を注いでいるが、同市場は現在、2大 DRM プロバイダである Microsoft (NASDAQ:MSFT) と Apple Computer (NASDAQ:AAPL) が支配している。 両社はそれぞれ、メディアファイルを保護する独自の手法を開発しており、Microsoft は『Windows Media Player』(WMP) 対応の機器およびデスクトップ用に DRM 技術『Janus』を、また Apple は DRM 技術『FairPlay』を提供している。 関連記事 最新トップニュース
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