Apple、『iTunes』搭載の携帯電話販売で Cingular と契約かApple Computer (NASDAQ:AAPL) が、『iTunes』ソフトウェアを搭載した Motorola (NYSE:MOT) 製携帯電話の販売に関して Cingular Wireless と契約を結び、近く発表を行なう予定だという。調査会社 Ovum のアナリスト、Roger Entner 氏が明らかにした。
Apple は2004年7月、iTunes 搭載携帯電話の製造に関して、Motorola との提携を発表している。契約内容は、Windows または Mac 上にある iTunes のジュークボックスから、USB/Bluetooth 接続経由で Motorola 製の携帯電話に楽曲を送信したり、携帯電話から直接『iTunes Music Store』にアクセスして楽曲を購入したりできるというものだ。 提携のもと、Apple は携帯電話専用の iTunes を新たに開発し、Motorola がそれを標準音楽アプリケーションとして、自社の音楽再生に対応した一般向け携帯電話機すべてに搭載することが決まった。 Motorola との提携発表の時点では、いずれの移動体通信事業者との提携についても言及していなかった。iTunes 搭載の携帯電話は当初、2005年の上半期に登場する予定だった。 Apple と Cingular Wireless の提携発表は9月7日になると、Entner 氏は見ている。 同氏はまた、ユーザーが携帯電話から直接楽曲を購入/ダウンロードできるようにすることは、Cingular にとってサービスの重大な要素になるとも指摘する。 「それこそが Cingular の利益につながる。iTunes 搭載の携帯電話が登場しても、携帯を通じて楽曲を販売する機能がなければ意味がない。音楽の配信/販売は非常に大きな収入源になるだろう」と Entner 氏。 一方、JupiterResearch のアナリスト Joe Laszlo 氏は、短期的に見れば、iTunes Music Store からの楽曲購入は、ユーザーにとってさほど魅力的な体験にはならないとの見方を示す。 「特定のアーティストによる特定の楽曲を求めている場合でも、(目的の曲にたどり着くまで) 何度もボタンをクリックしたり画面をスクロールしなければならない。ゆくゆくは、携帯電話とデジタルコンテンツをうまく連動させ、『Shakira のファンの方へ。最新のアルバムからシングルをダウンロードしてみませんか』という SMS (ショートメッセージサービス) を送るなどして、消費者の衝動買いを促す試みが出てくるはずだ。それなら、間違いなくかなりの利益が得られるだろう」と Laszlo 氏は語った。 関連記事 最新トップニュース
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