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Google、書籍検索サービス『Google Print』の提供地域を拡大Google (NASDAQ:GOOG) はまだ、世界中のすべての書籍を網羅した全文検索サービスを提供する野望を捨てていないようだ。
Google は8月30日、書籍専門検索サービス『Google Print』(ベータ版) の提供地域を国外にも広げ、14か国でサービスを開始した。 一方、Google の同サービスに反対する出版業界団体も増えており、新たに Text and Academic Authors Association (TAA) が声明を発表している。その内容は、同サービスに関連して Google が発表したオプトアウト戦略を非難するものだ。Google は先ごろ、著作権で保護された図書館蔵書のスキャンを一時中断し、検索サービスに含めたくない書籍を「オプトアウト」できる期間を出版社に与える意向を明らかにしていた。 Google Print は、米国のほか、イギリス、オーストラリア、カナダ、インド、ニュージーランド、アイルランド、南アフリカ、パキスタン、米領サモア、トリニダード トバゴ、ケニア、ジャマイカ、モーリシャス、ウガンダで利用可能となった。英語の書籍であれば、これらの国々からキーワード検索を行なって、キーワードを含む本文の一部を読むことができる。 米国の場合と同様、これらの国では、「print.google.com」に似た Google 専用ドメインによる検索サービスを通じて、書籍のみの検索を行なうことが可能だ。また、書籍の検索結果が、各国バージョンの Google.com による通常の Web 検索結果の上部に表示されることもある。いずれの場合も、書籍の検索結果はオンライン小売業者へのリンクを含み、利用者が書籍を購入できるようになっている。 ただし、書籍のインデックスについては、各国の著作権法に従う必要があるため、国によって異なる可能性があると、Google のコンテンツ提携担当ディレクタ Jim Gerber 氏は述べている。 Gerber 氏によれば、Google は現在、米国内および国外において、3種類の異なる書籍検索結果を提供しているという。著作権が消滅している作品の場合には、基本的に書籍の全文にオンラインでアクセスすることが可能だ。著作権保護下にある作品については、『Google Publishers』プログラムを通じて出版社が Google Print 検索サービスと結んだ契約をもとに、書籍本文に限定的にアクセスできる場合がある。 しかし Google は、Google Print に 関連した『Library Project』の一環として、著作権保護下にあり、かつ出版社から同意を得ていない書籍についても、本文をスキャンしてインデックス化している。したがって、通常はオンラインで読むことのできないそれらの作品についても、ごく一部に限り同社の検索サービスを通じてアクセス可能となっているのが現状だ。 こうした Google の姿勢について、出版業界からは抗議の声が相次いでいる。だが、Google は Library Project の続行を改めて確認し、依然として同プロジェクトに参加する図書館の蔵書を、著作権の有無にかかわらずスキャンしてインデックス化し続けている。 関連記事 最新トップニュース
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