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『Kazaa』サービス有罪判決に不満、Sharman Networks が控訴へピアツーピア (P2P) 音楽ファイル交換サービス『Kazaa』のオーナーで運営者でもある Sharman Networks は6日、Kazaa が著作権侵害を幇助していると裁定した裁判所判決を不服とし、控訴すると発表した。
この判決は、オーストラリア連邦裁判所が5日に下したものだ。判決は、Kazaa ユーザーが著作権付きファイルを違法に交換していることを知りながら、Sharman Networks がその防止策を怠っているとして、同社の責任を指摘している。裁判所は、同社の防止策について、著作権付きファイルの交換に対する警告を Kazaa ソフトウェアのダウンロードサイトに掲載しているだけでは不十分と裁定した。 Murray Wilcox 裁判官は、判決文の中で次のように指摘している。「被告は、Kazaa システムが著作権付きファイルの交換に広く使われていることを、ずっと以前から知っていた。ファイルを提供するユーザーと、それをダウンロードするユーザーは、どちらも著作権所有者の権利を侵害している」 判決文は、さらに次のように続く。「Kazaa の Web サイトが、著作権付きファイルの交換に対する警告や、著作権侵害を犯さないという同意をユーザーに課するエンドユーザー ライセンス契約を掲載しているのは確かだが、ユーザーによる著作権侵害行為を防止する、あるいは大幅に抑止するために効果を示していないことは、以前から明白だった」 裁判所は、Sharman Networks に対し、著作権付きファイルの違法交換を防止するフィルター機能を組み込むか、サービスを停止するか、2か月間の猶予期間を与えた。また、長期に渡っている同社と全米レコード工業会 (RIAA) との裁判に要した費用の90%を支払うよう命じている。 一審に関連して年内に行なわれる審理では、Kazaa サービスの著作権侵害防止策の甘さによってレコード会社が被った損害を裁定する予定だ。RIAA は10億ドル以上の賠償を請求すると述べている。なお、Sharman Networks によると、Kazaa ユーザーは3億人以上にのぼり、1年に約30億本のファイルを交換しているという。
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