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ICANN、新 sTLD として「.cat」を承認、「.xxx」は先送りインターネットドメインの管理を行なう Internet Corporation for Assigned Names and Numbers (ICANN) の理事会は15日夜、新たにスポンサ付きトップレベルドメイン (sTLD) として「.cat」を承認した。
一方、アダルトコンテンツ用の新 sTLD として大いに議論を呼んでいる「.xxx」についてだが、ICANN 理事会は草案の整合性と手続き条件に問題があるとして、今回の最終承認を見送った。 新 sTLD の「.cat」は、カタロニア民族のためのドメインだ。「.cat」ドメインを提案した団体で、同ドメインの運用主体になる puntCAT によると、カタロニアの言語および文化を共有する人々は、インターネット上に独自のドメインを求めているという。 このように、独立した国家組織を持たない特定の民族的文化圏を代表する TLD の承認は、ICANN にとって新機軸だ。今までに承認された TLD は概して、「.com」「.uk」「.jobs」「.biz」といった、商用組織、国家組織、専門的組織を対象とするものだった。 puntCAT の Web サイトには、次のように書いてある。「たとえば航空業界や博物館/美術館などの組合的組織が、インターネット上に独自のドメインを持つべきコミュニティとして認められていることからすれば、カタロニアの言語および文化は、「.cat」ドメインを持つための非常に重要な根拠になると考える」 puntCAT は、ドメイン運用ポリシーを策定する組織として、「.cat」ドメインをどんな人/組織が取得できるか、そしてどのように運用するか決定できる。ICANN の監督下にある「.com」「.net」といった一般トップレベルドメイン (gTLD) の運用ポリシーとは、その点で異なっている。 ドメイン運用組織 (レジストリ) の登録窓口業務を手がけるレジストラ業者の1つ Tucows の調査および技術開発担当ディレクタ Ross Rader 氏は、ICANN が「.cat」ドメインをカタロニア民族のものと認めたことにより、たとえば猫好きな人々や重機メーカーの Caterpillar など、「.cat」ドメインに対する別の潜在需要層を排除してしまったと述べ、非常に異例のことだと指摘した。 一方、議論を呼んでいる sTLD「.xxx」の最終承認は泥沼化している。ICANN 理事会は6月、「.xxx」ドメインを立ち上げるために ICM Registry と技術面および商業面の交渉を始めると述べていたが、アダルトコンテンツ用という役柄上、同ドメイン発足を不安視する声が上がっている。そのため ICANN 理事会は、さらなる調整が必要と述べている。 関連記事 関連テーマ
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