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E-コマース2005年10月24日 10:00

「ファイル共有は100%合法」との広告は100%誤り

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「ファイル共有は100%合法」と謳うインターネットサービス会社 MP3DownloadCity.com の広告を差し止めを求めて、米連邦取引委員会 (FTC) が起こした裁判で、カリフォルニア州連邦地裁は19日、FTC の訴えを認める暫定命令を下した。

(ファイル交換が) 100%合法との主張は100%間違いだ、と FTC は指摘している。

FTC の訴えによると、MP3DownloadCity.com は、デジタル音楽や映画やコンピュータゲームなどのダウンロードを助長するピアツービア (P2P) ソフトウェア利用に関する「チュートリアルおよび紹介サービス」を、24.95ドルで提供しているという。

問題は、MP3DownloadCity.com のサービスがライセンス購読サービスと違って、著作権保護対象コンテンツをダウンロードして共有するためのライセンスを提供しているわけではないことだ。

同社のサービスは、『Kazaa』や『Grokster』など、他社が提供する無料 P2P ファイル共有ソフトウェアの利用方法を、消費者に教えている。

MP3DownloadCity.com のサイトには、「何よりも素晴らしいのは、わが社のソフトウェアを使っても告訴されることがないことです」、そして「そう! 100%合法的なのです」とある。

こうした謳い文句について、FTC は間違いだと指摘している。つまり、P2P ソフトウェアを使って、著作権保護対象コンテンツを著作権所有者の許可なくダウンロードしたり他人が利用できるようにすることは、著作権侵害行為に当たり、民事責任や刑事責任を問われる恐れがあるという。

FTC はまた、MP3DownloadCity.com サイトおよびその責任者 Cashier Myricks Jr. 氏について、同サイトの会員になれば P2P ファイル交換が合法になると偽り、FTC 法に違反していると訴えている。

なお、米国最高裁判所は今年6月、P2P 技術自体は合法だが、音楽などのダウンロード サービスを提供するサイトの所有者は、サイト利用者に違法行為があった場合、それら違法行為に対して法的責任を負うとの裁定を下している。

今回の訴訟で FTC が裁判所に求めているのは、消費者を惑わすような広告の永久差し止めを MP3DownloadCity.com に命ずること、(同社サービスに申し込んだ) 消費者に賠償金を支払うか不当に得た利益を放棄するよう Myricks 氏に命ずること、そして、民法違反/刑法違反に問われる恐れがあると顧客に知らせるよう MP3DownloadCity.com に命ずることだ。

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