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減少傾向にある違法 P2P 音楽ファイル交換米最高裁判所が、Grokster などの ピアツーピア (P2P) 技術開発企業には、ユーザーの違法行為に対して法的責任があるとの判断を下して約半年が過ぎた。市場調査会社の NPD Group によると、それ以来、違法な P2P 音楽ファイル交換は減少しているという。
NPD の調査により、最高裁が P2P 企業にも著作権侵害行為の法的責任ありと判断を下した6月以降、米国では違法な P2P サービスを通じて1曲以上ダウンロードした世帯の数が、6月の640万世帯から10月は570万世帯と11%減少していることが分かった。 これは、音楽業界が著作権侵害行為への法的措置を強化した2003年以来、違法ファイル交換の減少率としては最高レベルのものだ。2003年9月に全米レコード工業会 (RIAA) が初めて個人を相手取って訴訟を起こしたときには、ダウンロード件数が35%減少したが、これはほんの短期間のことだった。 NPD の音楽業界アナリスト Russ Crupnick 氏は、声明で次のように述べた。「昨年の第4四半期が音楽ファイル交換の1つのピークだった。ちょうど利用者が夏休みを終えて学校に戻ったことや、最新リリース楽曲のダウンロードが多かったことが背景にある。ところが、Grokster に法的責任ありとの司法判断が下ると、楽曲をダウンロードする世帯の数が初めて目に見えて減少した」 最高裁は6月、P2P 技術の開発企業には、ユーザーの違法行為に対して法的責任があるとの判断を下した。このとき裁判官が問題としたのは、使用する P2P 技術ではなく、Grokster をはじめとする P2P ネットワークのビジネスモデルの違法性だった。 この歴史的な判断は P2P ネットワークにとって大きな打撃となり、Grokster は11月、P2P サービスを停止することで映画会社の MGM と和解に至っている。 「この傾向が今年第4四半期の残り、および来年以降も続くなら、米国における違法音楽ファイル交換に対する音楽業界の努力が、揺るぎない勝利に結びついたことになる」と Crupnick 氏は述べた。 関連記事
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