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Amazon.com、衣料品小売の Shopbop.com を買収Amazon.com (NASDAQ:AMZN) は2月27日、衣料品小売業者 Shopbop.com を買収したと発表した。
この予想外の買収について一部アナリストは、世界制覇を目指す Amazon の全体的な枠組みにどう収まるのかと首をかしげているが、その一方、適切な時期に適切な動きをしたとの見方もある。 Amazon はこの10年で、書籍販売業者から巨大なオンライン ショッピングモールへと変貌を遂げ、今では化粧品から電化製品まで、あらゆる商品を取り扱っている。だが、こと衣料品に関しては、外部の小売業者が Amazon.com サイト上に場所を借りて店開きする形態をとり、今回の発表までそれに不満を感じている様子は見られなかった。しかし、Shopbop.com を得たことで、Amazon は自前の衣料品小売サイトを持つことになる。 買収の条件は明らかでないが、女性向けアパレル/靴/装飾品を扱う Shopbop.com は、そのまま Amazon.com サイトという大きな屋根の下に引き入れられるわけではない。これまでの経営陣を残し、独立したサイトとして運営を続けるという。 Amazon のアパレルおよび装飾品担当副社長 Russ Grandinetti 氏は、声明の中で次のように述べた。「Shopbop.com を Amazon ファミリの一員に迎えることができたのは、たいへん喜ばしいことだ。Shopbop.com の卓越したブランドとストアを Amazon の多くの顧客に知ってもらえるのを楽しみにしている」 Amazon は、やはり独自運営の映画データベース会社 Internet Movie Database を所有しているが、同データベースの情報は Amazon の検索サイト A9 に検索結果を提供し、Amazon.com サイトの DVD 売上に貢献している。それに対して Shopbop.com は、『True Religion』『Juicy Couture』『Diesel』『7 for All Mankind』『Marc Jacobs』といった流行のデザイナーズブランドを強力に取り揃えているとはいえ、見たところ Amazon の既存事業に何の付加価値ももたらさないように思える。 しかし、調査会社 Forrester Research のアナリスト Sucharita Mulpuroo 氏は、今回の買収を賢明な動きかもしれないと見ている。 「大手ブランドとの契約を1つも得られなかったことで、Amazon は衣料品小売分野では非常に苦戦を強いられている。今回の動きは、Amazon にそれなりの魅力を与えるものだ。アパレル分野では、ブランドを持たなければ大きな影響力を発揮できない」と Mulpuroo 氏は述べた。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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