「Amazon.com は契約違反」、Toys "R" Us が勝訴玩具小売の大手 Toys "R" Us は、Amazon.com と袂を分かとうとしている。
Toys "R" Us は2日、Amazon.com を相手取って起こした訴訟において、ニュージャージー州衡平裁判所が自社の訴えを認める裁定を下したと発表した。これによって、10年間にわたる両社の提携関係は事実上終わることになる。 両社の争い、そして決別は、詰まるところ Amazon.com が自社のショッピングサイト上における玩具販売について、Toys "R" Us に独占権を与えていたか否かの問題だった。 Toys "R" Us が Amazon.com を提訴したのは2004年だ。Amazon.com サイトにおける玩具販売について独占契約を結んでいたにもかかわらず、他の玩具小売業者とも関係を持ったと訴えた。 Amazon.com は、自社サイトの「玩具&ゲーム」セクションとして設けた Toys "R" Us との共同ブランドサイトで、Toys "R" Us 扱いの商品を販売しているが、それ以外に eToys.com や Discovery Channel など、他社扱いの製品も販売しているからだ。 Toys "R" Us の訴状によると、同社と Amazon.com は2000年、Amazon.com のサイト内に共同ブランドのオンラインショップを開設して Toys "R" Us の商品を販売する契約を結んだという。 しかし、そうした販売契約に約2億ドルもの大金を支払ったにもかかわらず、Amazon.com がほかの玩具販売会社扱いの商品も販売していることに不満を募らせた Toys "R" Us は、同契約に独占権が含まれているはずだと問題にした。 同社は2004年に提訴した際、両社の契約は ToysRUs.com が「2010年まで Amazon.com サイト内で玩具とゲームおよび乳幼児用品を販売できる唯一の指定業者」であることを示していると訴えた。 そして、多額の契約金を支払ったのにもかかわらず Amazon.com がほかの玩具販売業者や小物販売業者とも販売契約を結んだのは契約違反だとして、Amazon.com を非難している。 Amazon.com の広報担当者 Patty Smith 氏によると、同社は今回の裁定に対して全く不服であり、判決文および今後の選択肢を検討中だという。 今回の裁定は90日以内に発効する。Toys "R" Us が独自のサイトを開設する予定があるのかという質問に対して、同社広報担当者は日程は未定だと述べた。しかし、同社が2日に発表した声明は、準備が着々と進行中であることを伺わせている。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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