Sun のグリッド ユーティリティサービス、一般提供開始へSun Microsystems が、以前にお伝えしたグリッド ユーティリティサービスの一般提供について、近く開始に向けて準備を進めていることを明らかにした。Web 経由で提供する同サービスは、当面は米国の顧客のみが対象となるが、料金は CPU 1基あたり1時間1ドルで、請求は PayPal を通じて行なう。
Sun のユーティリティ コンピューティング担当上級ディレクタ Aisling MacRunnels 氏によれば、クリックスルー ライセンスと簡便なポータルを通じ、様々な分野の開発者や研究者がユーティリティサービスを利用できるようになるという。 サービスを利用するには、AMD の『Opteron』または Sun の『UltraSPARC』プロセッサ搭載マシンが必要だ。料金の支払いは PayPal オンライン決済サービスを介して行なう。注文した CPU は、24時間以内に提供される。 グリッド ユーティリティサービスに関し、Sun はすでに Applied BioSystems、CDO2、プリンストン大学といった企業や組織との個別契約を獲得しているが、今回の動きはグリッド商業化戦略の次なる一手といえる。 個別契約は、金融サービス、石油/ガス、生物科学といった分野の企業、あるいはコンピューティングリソースを提供する企業の顧客に CPU をユーティリティとして提供し、ニーズに応じて提供する CPU の数を自由に増減できるというものだ。顧客が CPU を利用しなければ、料金の請求を受けることはない。 「これら (の契約) は、従来に比べはるかに標準的な環境で、はるかに軽量化され、そして増減が容易という点から、ユーティリティの理想を実現するものだ」 「当社は顧客の要望に応えて予約ベースのシステムを確立し、顧客が (発注をかけ) て、特定の時間帯に特定数の CPU を確保できるようにした」と MacRunnels 氏は述べている。 MacRunnels 氏によれば、高性能コンピューティングをオンデマンドで提供する Virtual Compute Corporation が、このシステムを通じて200万基相当の CPU 利用権を購入したという。 同氏によれば、新サービスは基本的に従来のサービスと同じだが、ポータルからアクセスできる点が異なるという。米国の顧客はまもなく、新設のポータルから CPU 利用権を購入できるようになる。米国外での提供についても、今年中に発表となる予定だ。 関連記事 最新トップニュース
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