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E-コマース2006年4月19日 14:50
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burst.com、『iPod』などの特許侵害で Apple を提訴

この記事のURLhttp://japan.internet.com/ecnews/20060419/12.html
著者:Nicholas Carlson
海外internet.com発の記事
動画/音声の配信関連技術を手がける burst.com は17日、同社の特許を侵害したとして Apple Computer (NASDAQ:AAPL) を提訴した。

burst.com は、Apple の人気製品/サービスである『iTunes』ソフトウェアおよび『iTunes Music Store』、携帯音楽プレーヤ『iPod』、メディアプレーヤ『QuickTime Player』とその関連製品が、同社の特許4件を侵害しているとし、ロイヤリティの支払いと特許侵害の差し止めを求めている。

burst.com はこれら製品が自社の特許技術を使用していると主張し、Apple にライセンス契約を結ぶよう求めていたが、これに対して Apple は1月、burst.com の特許無効、あるいは Apple がこれを侵害していないことの確認を求める訴訟を起こしている。今回の訴訟は burst.com がこれに反訴した形だ。

burst.com の CEO (最高経営責任者) Richard Lang 氏によれば、Apple の iTunes、iPod、および QuickTime が成功を収めたのは、映画や音楽のダウンロードにかかる時間が再生時間よりも短いからだという。

同氏は取材に対し、それを可能にした技術は burst.com が考案したものだと語った。

Lang 氏は次のように述べている。「音声や動画を、再生時とは異なるレートで配信する装置と技術を考案したのは私だ」

「Apple が製品に使用している技術を開発した企業として、われわれは業界で広く知られている。われわれはただ、Apple 製品が用いている特許技術の一部が、他社の保有するものであることを Apple に認めてもらいたいだけだ」

一方、Apple の広報は取材に対し、係争中のためコメントは控えたいと述べた。

Apple に対する今回の訴訟は、特許保有会社の NTP がハンドヘルド端末『BlackBerry』のメーカー、Research In Motion (RIM) を訴えた裁判に似ている。

2つの裁判に共通するのは、小さな企業が、規模も大きく商業的にもより成功している企業を特許侵害で訴えたという点だ。

RIM は法的責任を認めないまま、最終的に6億1250万ドルを支払う条件で NTP と先月和解した。

裁判を通じて RIM が主張していたのは、NTP は使用する意図もない技術を隠し持っている「パテントトロール」に過ぎないということだった。

burst.com の Lang 氏は、Apple も同様の主張を行なうと予期しており、そうした見方を強く否定して次のように語った。

「私の理解する限り、パテントトロールとは、放置してあった特許をいきなり持ち出してきて企業からライセンス料をむしり取る輩のことだ。当社はそんな連中とは異なり、実際にソフトウェアプラットフォームを現在も提供している」

だが、たとえ burst.com がパテントトロールだとしても、特許がその保有者のものであることに変わりはなく、保有者がそれをどう扱っていようと問題はないはずだと、Lang 氏は主張している。
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