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BitTorrent、海賊から Warner へ乗り換えピアツーピア (P2P) の寵児 BitTorrent が、海賊の旗を下ろし、代わりに Warner Bros. Home Entertainment Group の正規商品売りますの看板を掲げようとしている。
Warner Bros. は9日、ビデオコンテンツ配信で BitTorrent と契約を結んだと発表した。今年の夏から、BitTorrent の配信/検索プラットフォームを通じて、Warner Bros. の映画やテレビ作品を、ビデオオンデマンドで有料配信、およびダウンロード販売するという。 P2P ファイル共有メカニズム BitTorrent の技術は、ファイルをダウンロードした、もしくはダウンロード中のユーザーの間にネットワークを作り、ダウンロードにかかる時間を短くするというものだ。ファイルを細かく断片化しているため、ユーザーがファイルをほんの一部でもダウンロードすれば、ただちにそのダウンロード済みの部分を戻して他のユーザーに提供する。この手法により、ネットワークの帯域幅の制約を軽減することが可能だ。 新サービスではさしあたって、Warner Bros. の新作映画、過去の名作、テレビシリーズ計200本以上を提供する。作品は DVD 発売と同時に提供開始となる。 BitTorrent の技術は、大容量のファイルをダウンロードしたり、ソフトウェアを配布したりすることが可能なため、海賊版映画のやり取りに用いるイメージが強いが、企業としての BitTorrent は最近、デジタル海賊行為を助長するという後ろ暗い一面を積極的に取り除こうとしている。 たとえば昨年11月には、映画の違法ダウンロード阻止に協力することで米国映画協会 (MPAA) と合意し、MPAA 関連コンテンツの海賊版へのリンクを、BitTorrent サイトの検索エンジンから削除すると約束している。 海賊版を検索エンジンから一掃した BitTorrent が、今度は Warner Bros. の映画を正規に販売しようとしているわけだが、配信予定の『Harry Potter and the Goblet of Fire』(ハリー ポッターと炎のゴブレット)、『Tim Burton’s Corpse Bride』(ティム バートンのコープスブライド)、『Dukes of Hazzard』(デュークス オブ ハザード) といった作品は、現在すでにインターネット上に ―― 違法ではあれ ―― 広く出回っている。 関連テーマ
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