![]() ![]() ![]() ![]() 米最高裁、eBay の特許侵害訴訟を差し戻しこの記事のURLhttp://japan.internet.com/ecnews/20060516/12.html
著者:Roy Mark
海外internet.com発の記事
米国最高裁判所は15日、MercExchange とオンラインオークション大手 eBay と間の特許侵害訴訟において、地方裁判所も控訴裁判所も終局的差し止め命令を適用すべきか否かの判断を誤ったと裁定した。MercExchange は、「オンラインオークション」「メッセージング」「ストリームキャスティング」用のカスタムソフトウェアを手がけている会社だ。
最高裁は、eBay に対する終局的差し止め命令の正当性について審理し直すよう、下級裁判所に差し戻す決定をした。控訴裁が2005年に下した終局的差し止め命令を不服として上訴していた eBay にとっては、一息ついた形だ。MercExchange は、控訴裁の命令を最高裁が支持することを期待していた。 地裁は2003年、eBay が MercExchange の特許を侵害していると裁定し、eBay に対して2950万ドルの損害賠償を命じたが、侵害技術の使用に対しては終局的差し止め命令を出さなかった。eBay は、特許侵害認定および賠償命令を不服として控訴した。 これに対して控訴裁は2005年3月、特許侵害を認めた判断および損害賠償を命じた地裁の判断を支持する裁定を下す一方、地裁が出さなかった終局的差し止め命令を eBay に言い渡していた。 最高裁の Clarence Thomas 裁判官は、担当裁判官の判断が一致した判決文の中で、次のように述べている。「差し止め請求を無条件に却下した地裁の判断が間違いであると同様、差し止め請求を無条件に認めた控訴裁の判断も間違いだ」 判決文には、次のような文面もある。「終局的差し止め命令を出すべきか否か、本訴訟はもとより、特許法関連のいかなる訴訟においても、われわれは判断する立場を取らない」 Thomas 裁判官は、地裁と控訴裁の落ち度について、終局的差し止め命令を検討する際に衡平法裁判所が適用した「4要因」テストを行なわなかった、と指摘している。 MercExchange が取材に応えて寄せた Eメール声明には、次のようにある。「eBay にわが社の特許技術の使用を止めさせるため差し止め命令を出すよう求めたわれわれの訴えを、再審理せよと最高裁が地裁に命じたことを喜ばしく思う」 そして、「地裁が最高裁の裁定で指摘された衡平法を適用し、わが社の正当な権利である差し止めを eBay に命令すると、われわれは確信している」と述べた。
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