![]() ![]() ![]() ![]() Amazon.com の「ワンクリック」特許、再審査へこの記事のURLhttp://japan.internet.com/ecnews/20060522/12.html
著者:Nicholas Carlson
海外internet.com発の記事
いろいろ論議のある Amazon.com の「ワンクリック」特許は、1人のニュージーランド人が同社のサービスに抱いた不満がきっかけで、正当性を正式に再審査されることになった。
取材で入手した書簡によれば、米国特許商標庁 (USPTO) は、Amazon.com が1998年に申請したワンクリック購入手法に関する特許を再調査した結果、「特許性について大きな疑問がある」との結論に達したという。 この書簡の中で、USPTO 中央再審査部の Matthew C. Graham 氏は、Amazon.com の特許クレーム第11項を特定して疑問を呈している。 Graham 氏によれば、第11項は「1回の動作で商品を、ショッピングカートモデルとは無関係に注文できる方法を記述したもの」という。 しかし、そうしたモデルは、Amazon.com が申請した時にはすでに使用されていた、と Graham 氏は指摘し、Edwin E. Klingman 氏が1998年3月に取得済みのインターネット決済システム『Digicash』特許に言及している。同システムは、「商品をクリックする1回の動作で購入」手続きを可能にするものだ。 したがって、「(Amazon.com のワンクリック特許について) 特許クレーム項目をすべて再審査する」と Graham 氏は書いている。 だが、同社は取材に応え、「ワンクリック特許の正当性に対する自信は変わっていない」と述べている。 資料によれば、Amazon.com にとって次のステップは、ワンクリック特許の正当性を書面で証明することになるという。同社がこの手順を選んだ場合、Klingman 氏にも同様の機会が与えられる。 Amazon.com の「ワンクリック」特許が再審査を受けるきっかけとなったのは、ニュージーランドに住む Pete Calveley 氏の「正義感」だった。 Calvely 氏は Blog 上で、この「正義感」について、2005年10月に注文した書籍の発送が遅れるという「過ち」を犯した Amazon.com を許せなかったと書いている。 Calvely 氏は、Klingman 氏の特許を添付した手紙を特許局あてに、1回のクリックで送った。 再審査を実施するにはさらに2000ドルの費用が必要との返事が特許局から届くと、Calvely 氏は Blog に事情を記し、オンライン決済サービス Paypal を使って少額でも良いので寄付してほしいと呼びかけた。 Amazon.com にとっては残念なことに、Calvely 氏の Blog を読んだ人が大勢、この呼びかけに応えたという。
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