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IBM、小売業者の在庫を最適化する新ツールを発表IBM は22日、新しい在庫管理ツール『IBM Dynamic Inventory Optimization Solution』を発表した。同ツールは、小売業者が顧客へのサービスレベルを維持または改善しつつ、在庫量を削減するもので、削減率は場合によっては最大40%になるという。
小売業者は、品切れで顧客が商品を買えないことのないよう十分な量を確保しながら、在庫を抱えすぎないようにするという綱渡りをしている。 このようなバランスは、とりわけ広域でチェーン展開し、扱う最小在庫管理単位 (SKU:在庫管理を行なう上での商品の最小単位) の数も大きい小売業者にとって、維持するのが難しい。IBM の Dynamic Inventory Optimization Solution は、そうした小売業者を支援するツールだ。 IBM の研究所が開発し、同社の Global Business Services 部門が販売を手がける同ツールは、高度なデータ分析技術と最適化技術を用いて在庫量の過少および過多を解消する。 コンサルティング会社 Aberdeen Group の Beth Enslow 氏が執筆したレポートによれば、IBM がこうした製品を発売する時期として、今以上のタイミングはないという。 「在庫最適化および商品補充管理技術は、サプライチェーンの改革を推進する上で、各企業が改善を望む最優先分野となっている」と Enslow 氏は記している。 Enslow 氏のレポートによれば、IBM の新ツールを導入した小売業者14社のうち13社が、顧客サービスのレベルを予定通り維持または改善しながら、在庫量を30%以上削らすことに成功したという。 IBM のグローバル サプライチェーン最適化担当責任者、Gary Cross 氏は、DIY 商品を扱うドイツの小売業者、Max Bahr による同ツールの導入例を挙げ、7万品目を超える SKU について、人手を介さずに在庫補充の90%を発注できたと述べた。 同ツールは、事業を展開する地域全体にわたり、個々の SKU レベルでの在庫量をリアルタイムで管理できるため、大規模な小売業者に最適だと Cross 氏は述べている。 関連記事 関連テーマ
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