今回 eBay が発表したのは、『eBay Wiki』と『eBay Blogs』の新規追加だ。いずれも eBay に関するユーザー (コミュニティメンバー) 生成コンテンツの充実を目指した取り組みで、特に eBay Wiki は、eBay を利用する上でのテクニックや秘訣などをユーザー間で共有するためのサービスだ。一般的な Wiki システムと同様に、eBay Wiki もある話題についてメンバーの誰かがコンテンツを作成し、別のメンバーが修正を加えるといった作業が可能なコラボレーション型のサービスとなっている。
また、eBay が Wiki 技術を採用したことは、極度にユーザー数が多い環境に Wiki システムが対応できることの証にもなる。
eBay Wiki の開発と運営は、新興会社 JotSpot が担当している。JotSpot は、Wiki 技術を軸にコラボレーション型の Web アプリケーションを構築できるホスティングサービスを提供する会社だ。
しかし、eBay Wiki では JotSpot のブランド名を使っていないため、ユーザーから見て eBay Wiki を JotSpot が運営しているとは、全く分からない。ただし DNS を参照すれば、eBay Wiki のホスト名「www.ebaywiki.com」を JotSpot の持つホスト名「ebaywiki.jot.com」の別名として設定していることが分かる。
JotSpot と eBay の間で結んだ契約の金銭的な条件は不明だが、JotSpot 創設者兼 CEO の Joe Kraus 氏は取材に対し、今回の契約が JotSpot にとって間違いなく重要なもので、同社の歴史の中でも画期的なことだと述べた。