eBay、オークションサイトに Skype 機能を導入へオンラインオークション最大手の eBay (NASDAQ:EBAY) は14日、買収した VoIP サービス会社 Skype の技術をオークションサイト『eBay.com』に組み込む試験プログラムの一環として、同サイトの14の商品カテゴリで出品リストに『Skype Me』ボタンを付加できるようにすると発表した。
Skype Me ボタンにより、「自動車」や「カメラ」などの商品カテゴリで、出品者と購入希望者が VoIP を介して連絡を取りあえるようになる。 eBay は2005年9月に、約26億ドルで Skype を買収すると発表した際、Skype は eBay ユーザーによるオークション取引の勢いを高めることになると主張した。金融アナリストらがこの見通しに懐疑的な目を向けるなか、eBay はそれ以降、Skype をオークション事業に統合する方法を模索していた。 eBay North America の社長 Bill Cobb 氏は声明の中で、「Skype は当社オークションサイトの出品者に、購入希望者とより密に連絡が取れる大きな機会を提供する」と述べている。 19日から始まる試験プログラムを通じて、出品者は Skype Me ボタンを出品リストに付けられるようになる。購入希望者側の画面で見ると、ボタンは「出品者に質問」セクションに付加された形になる。 ボタンを押すと、出品者と音声もしくはテキストで連絡が取れる。 Skype サービスでは、ソフトウェアをダウンロードして、ヘッドセットを購入すれば無料で音声通話ができる。 eBay によると、比較的高額な商品や複雑な商品、あるいは質問が多く寄せられそうな商品のカテゴリを選んで、Skype Me ボタンを付加できるようにしたという。 同ボタンを組み込むことで、高額のオンライン取引につきものだった2つの問題が解決する。それは、購入希望者が出品者と話をしたがるという問題と、出品者が自身の電話番号を教えたがらないという問題だと、調査会社 Gartner のアナリスト Lydia Leong 氏は説明する。 Skype Me ボタンは、「取引上の信頼関係を育む」と Leong 氏は述べた。 Skype がこれから競争を勝ち残っていくには、より安価な通話手段という枠組みから脱却しなければならない。安い通話料金は今やほぼ当たり前のものになっていると Leong 氏は指摘する。 「何かを結びつけることにこそ、真の価値がある」と Leong 氏は述べた。 eBay も、円滑なコミュニケーションは Eコマースの要だとの認識を示している。 関連記事 最新トップニュース
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