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2006年11月13日 09:00

インターネット賭博の BETonSPORTS、米国事業を恒久的に断念

著者Roy Markオリジナル版を読む海外海外発
イギリスの上場会社で、米国検察当局から提訴されていたインターネット賭博の BETonSPORTS は9日、米司法省 (DoJ) と和解した。今後一切、米国で事業を行なわないことで合意したという。

米連邦検事の Catherine L. Hanaway 氏は今年7月、BETonSPORTS および関係者を含め、複数の企業と個人に対して22件の訴因で起訴手続きをとり、さらに BETonSPORTS に対しては、米国内における賭博事業の停止と米国利用者に金銭を返却するよう求める民事訴訟を起こしていた。

今回の和解は民事に関する部分だけで、刑事訴訟が取り消しとなる訳ではない。検察当局は、恐喝、共同謀議、詐欺などの罪状で、前 CEO の David Carruthers 被告を含む複数の BETonSPORTS 役員を起訴しており、Carruthers 被告の身柄は、現在もセントルイスで拘束中だ。

BETonSPORTS に対する終局差し止め命令は、次のように記している。「米国内のいかなる場所においても、賭博事業を運営する許可を得た BETonSPORTS の Web サイトは1つも存在しない。法律によって明確に認可する場合を除き、米国において、州あるいは国をまたいで通信取引を行なうインターネット賭博を、合法と認める場はどこにもない」

BETonSPORTS は、Carruthers 被告の逮捕直後に米国内での事業をすべて閉鎖し、その後同被告を解任した。

DoJ によると、BETonSPORTS は2002年から2004年までの間に、インターネット賭博で35億ドルを稼いだが、そのうちのおよそ98%が米国在住の利用者によるものだという。DoJ は、米国在住の利用者が、BETonSPORTS の合法性を謳う詐欺的な広告に騙されて、同社と取引を行なっていたと主張する。

BETonSPORTS の広告キャンペーンは、「World’s Largest, Legal and Licensed Sportsbook」(世界最大の、正式認可を受けた合法スポーツ賭博) という謳い文句を多用したもので、こうした広告が、米国中のラジオ局で流れていた。

BETonSPORTS は声明で、「当社に対する未解決の刑事訴訟の和解に向けた、大きな一歩」として、今回民事訴訟の和解に応じたと述べている。

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