E-コマース2007年1月15日 09:00
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米議会で、ストリーミング放送に著作権保護を義務化する法案提出

この記事のURLhttp://japan.internet.com/ecnews/20070115/12.html
著者:Roy Mark
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米民主党の Dianne Feinstein 上院議員 (カリフォルニア州選出) は11日、物議をかもしている DRM (デジタル著作権管理) 関連法案を再び提出した。問題の法案は、DRM フォーマットをすべてのストリーミング メディア サービスに義務づけるというものだ。前回の米国議会でも類似の法案が出ていたが、消費者擁護団体およびエレクトロニクス業界の圧力により、廃案となっている。

Feinstein 議員が提出した『Platform Equality and Remedies for Rights Holders in Music Act』(PERFORM Act) は、主として聴取者に追加料金なしで放送の録音を認めている衛星ラジオサービスを狙った法案だ。有料衛星ラジオサービス会社の XM Satellite RadioSIRIUS Satellite Radio は、ユーザーが放送を録音できる機器を販売している。ただし、これらの機器では、別の機器に録音データを転送できない。SIRIUS は楽曲録音分について、追加のライセンス料を支払っているが、XM は異なる。

さらに PERFORM Act は、Web 放送局にもストリーミング コンテンツに何らかのコピー防止措置を講じるよう求めている。現在 Web 放送局は、現行法に基づいて、主要レーベルの楽曲をストリーミング放送するために法定ライセンスを用いている。これは送出する楽曲の形式を問わず、DRM メカニズムのない MP3 形式でもかまわない。

Feinstein 議員提出の法案は、そうした Web 放送局に MP3 形式のストリーミング放送をやめさせ、録音を規制する著作権保護措置を義務化するものだ。法定ライセンスによる恩恵を得たければ、Web 放送局はストリーミング放送する楽曲を保護しなければならないと、Feinstein 議員は主張する。

Feinstein 議員は声明で、次のように述べた。「新しい形態のラジオサービスは、聴取者にただ音楽を聴く以上のことを許している。かつて受動的だったラジオ聴取という体験は、音楽を録音し、編集し、収集し、個人ライブラリを構築できる場に変わってしまった。配信手段や技術が変化しているのだから、法律も変えねばならない」

全米レコード工業会 (RIAA) は、Feinstein 議員の法案を歓迎している。

一方、インターネットの公益擁護団体 Public Knowledge で代表を務める Gigi Sohn 氏は取材に対し、同団体としては、ロイヤリティ料率を「調整する」ことについて異議はないが、「技術的な義務の設定」には反対の立場を採ると述べた。さらに衛星ラジオの場合、放送を録音するというユーザーの公正利用権を後退させるものとの見解を示した。

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