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コンピュータとザ ビートルズ、2つの Apple が商標問題で和解Apple (旧社名 Apple Computer) とザ ビートルズの会社 Apple Corps は5日、商標をめぐる問題で争っていた件で、和解に至ったことを発表した。この和解の知らせに、「愛こそすべて」と誰もが思っていた60年代の再来と勘違いする人もいるかもしれない。
今回の和解により、両社は商標使用に関する新たな合意を結んだ。その結果、Apple (NASDAQ:AAPL) はメディアコンテンツ販売サービス『iTunes Store』で、今後も「Apple」という名称とリンゴのロゴを使用できるようになった。また、iTunes Store でザ ビートルズの楽曲を販売する日が近いとの噂も再浮上している。 両社の合意より、コンピュータや『iPod』を手がける Apple が、「Apple」に関連するすべての商標権を所有し、その一部を Apple Corps にライセンス供与することが決まった。これにより両社間で係争中の商標訴訟は終了となり、訴訟費用は両社がそれぞれの分を自己負担する。 Gartner のアナリスト Michael McGuire 氏は取材に対し、「Apple が、Apple Corps の承認を得た上で、音楽関連の製品に社名を使えるようになったことが重要だ」と語った。 今回の和解合意について、金銭的な条件は明らかになっていない。 ザ ビートルズの楽曲を iTunes Store で販売するという具体的な話は出ていないが、Apple の CEO (最高経営責任者) Steve Jobs 氏によると、音楽界の象徴的な存在と法的にいがみ合うことは苦痛だったという。 Jobs 氏は、「われわれはザ ビートルズを愛しており、商標をめぐる対立は辛かった」と述べた。Jobs 氏によると、今回の合意は、今後 Apple Corps と再び揉める可能性を払拭するものという。Apple Corps の所有権は、故 George Harrison 氏の遺産をはじめ、Paul McCartney 氏、Ringo Starr 氏、Yoko Ono 氏が保有している。 Apple Corps のゼネラルマネージャ Neil Aspinall 氏によると、同社は法的対立の解消を喜んでおり、「われわれにとって非常にわくわくする時代」に期待しているという。また同社は、今後 Apple との「平和的な協力」もあると示唆した。 今回の和解合意は、先月イギリスにおける裁判で、双方痛み分けの棄却判決が出たことを受けたものだ。同判決は、録音楽曲に「Apple」のロゴを使う排他的権利が Apple Corps にあるとする一方で、コンピュータメーカーの Apple がそれらのロゴを iTunes で使うことについて、Apple Corps の排他的権利を侵害するものではないとの判断を示していた。
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