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Vodafone、携帯電話利用の送金サービス『M-PESA』をケニアで開始

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イギリスの移動体通信事業者 Vodafone (NYSE:VOD) は、携帯電話を利用して家族などに送金できる新サービス『M-PESA』をケニアで開始した。4月には、イギリスとケニアを結ぶ国際サービスとして M-PESA の試験を開始し、いずれは東欧などの他の国際市場にも拡大していくという。

現時点では、Vodafone と提携するケニアの通信事業者 Safaricom の顧客なら、正規の M-PESA 取次店に登録してお金を預け、セキュリティのための手段を整えたうえで友人や家族にテキストメッセージを送り、指定の Safaricom 取次店へ行ってお金を受け取るように指示できる。受け取る側が Safaricom の顧客である必要はない。

Vodafone の広報担当 Mark Pursey 氏によれば、試験期間中、このサービスのもう1つの利用法が生まれたという。バスで首都ナイロビへ向かうビジネスマンが、現金を持ったままバスに乗るのを避けるために出発前に口座に入金し、到着してから現金を受け取るというものだ。「こうした利用法は予想していなかった」と、Pursey 氏は取材に対して述べている。

とはいえ、Vodafone にとっての真のチャンスは国際取引にある。Pursey 氏によれば、移民労働者による家族への送金は総額2500億ドルにのぼることが、世界銀行の調べで明らかになっているという。「競合相手に対する真の優位性を手にできるのは、国際送金においてだ」と Pursey 氏は言う。

M-PESA サービスの料金は「他の送金サービスに比べて非常に安く、大金ではない、少額を頻繁に送金できる価格設定になっている」と、Pursey 氏は説明する。

イギリスにはポーランドやリトアニアからの移民労働者が100万人以上もいることを考えると、Vodafone がすぐにこれらの市場へサービスを拡大する可能性は高い、と Pursey 氏は述べている。

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