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小売大手 TJX の顧客情報流出、過去最大の4570万件に及ぶことが判明すでに顧客情報の漏洩を公表していた米小売大手 TJX Companies (NYSE:TJX) だが、その流出件数は4570万件と、この種のデータ漏洩では最大規模だったことが判明した。この件数は、同社が28日に米証券取引委員会 (SEC) に提出した年次報告書で明らかになったものだ。
今回 SEC に書類を提出する2か月前にも同社は報告を発表し、2003年以降に顧客情報を保存したコンピュータシステムが侵入を受けていた証拠が見つかったとしていた。 今回の件が明らかになるまで、データ漏洩としては、クレジットカード情報処理会社 CardSystems Solutions のケースが最大とされてきた。こちらの事件では、2005年にハッカーが4000万件あまりの顧客情報に不正アクセスしたと報じられている。 TJX では、2006年12月までコンピュータ侵入を受けたことに気づかなかったと説明している。「誰が侵入したのか、また、侵入者が一度不正アクセスした後、ずっとシステム内にとどまっていたのか、複数回に及ぶ断続的な侵入だったのかは、まだ明らかになっていない」と、同社は今回の報告書で述べている。 TJX は2003年9月以降の決済処理について、番号をアスタリスクに置き換え、支払やクレジット決済の際のデータを部分的に非表示にしたという。しかし、暗号化などのセキュリティ対策にもかかわらず、データに侵入するために何らかの技術が使われた可能性があると、同社は説明する。TJX が採用している暗号化ソフトウェアの復号化ツールに侵入者がアクセスしたと考えられる根拠があるという。 TJX はさらに、このセキュリティ侵害について、昨年12月に契約した第3者のコンピュータセキュリティ企業と協力し、これからも調査を継続すると述べている。また、複数の法執行機関にも通知しており、その中の1つ、米財務省検察局 (シークレットサービス) も本件を捜査しているという。こうした調査には多くの費用を要するだろうと、同社では述べている。 関連記事 最新トップニュース
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