特許侵害訴訟で Amazon.com と IBM が和解Amazon.com (NASDAQ:AMZN) と IBM (NYSE:IBM) は8日、両社間で係争中のすべての特許侵害訴訟について和解したと発表した。金額は不明ながら、Amazon.com が IBM に対して金銭を支払うという。また両社は、特許のクロスライセンス契約も結んだ。
IBM は昨年10月、5つの特許を Amazon.com が「意図的に侵害」したとして、2件の訴訟を起こしていた。 この訴訟で IBM が Amazon.com による侵害を主張していた特許は、Amazon.com が大きな業績を上げている Eコマース事業を支える技術を網羅するものだった。 具体的には、「双方向サービスでのアプリケーション表示」「双方向ネットワーク上でのデータ保管」「双方向サービスでの広告表示」「ユーザーの目的と活動に応じたハイパーテキスト リンクの調整」「電子カタログを用いた商品の注文」に関する特許だ。 IBM が当時展開した主張によると、当初 IBM は2002年9月に、該当特許のライセンス契約を結ぶよう Amazon.com に働きかけたが、Amazon.com は合意を渋ったという。 その後昨年12月、今度はインターネット検索クエリに関する特許2件を IBM が不法に使用しているとして、Amazon.com が反訴していた。 しかし、8日をもって両社の対立は過去のものになった。 Amazon.com の知的財産担当副社長 Scott Hayden 氏は、8日の声明の中で次のように語った。「IBM の所有する特許は、IT 業界の中で最も広範かつ強力なものだ。特に Web 技術に関する特許など、それらの特許のライセンスは、顧客のために技術革新を行なう自由を当社にもたらす」 また、IBM のソフトウェア知的財産担当ゼネラルマネージャの Dan Cerutti 氏は、「当社では、自らの知的財産を非常に重視しており、今回の合意が当社の特許資産の価値を実証するものと考えている。今回の問題が、交渉とライセンス供与を通じて和解に至ったことを喜ばしく思う」と述べた。 関連記事 最新トップニュース
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