オンラインオークション大手の eBay (NASDAQ:EBAY) では、売り手と買い手を結びつけ、よりスムーズな取引を実現するために、開発者が重要な役割を担っている。そこで eBay は同社のサービスで利用可能な新しい API 群を提供し、開発者に対し、さらにプラットフォームを公開していく姿勢を示した。
eBay が提供する新しい API の1つは、開発者がここ数年求めてきた入札に関する API だ。
同社の Platform and Innovation 部門で上級ディレクタを務める Max Mancini 氏は取材に応え「これまで開発者は入札に関してスクレイピングツールを使用してきたが、このやり方を eBay は推奨していない。これからは新しい API を利用した入札形式のアプリケーションが作成できる」と述べた。
eBay はプラットフォームを数多く公開していくだけでなく、同社のプラットフォームへのアクセスの高速化にも取り組んでいる。新たに開発された『eBay Shopping Web Services』は従来の API よりも16倍高速だという。これは eBay での検索周りの機能を強化するものだ。
「これらの API はトークンレス呼び出し (コール) をサポートする。つまり、特定の呼び出しに対して、その呼び出しが必要とするデータのみを返すように構築されている。従来は、実際には2つ3つの XML しか必要としていない場合でも、大規模な呼び出しにより大量の XML が返ってくることがあった」と Mancini 氏は説明する。