eBay の特許侵害訴訟、MercExchange の申し立てが差し戻し審で棄却にMercExchange は、オンライン オークション大手 eBay (NASDAQ:EBAY) との特許侵害訴訟において、eBay の『Buy It Now』機能が MercExchange の特許を侵害していると主張してきた。だが、MercExchange の長年の訴えにもかかわらず、eBay ユーザーは今でも同機能を利用できる。
バージニア州東部地区連邦地裁の Jerome Friedman 裁判官は27日、eBay に対し Buy It Now 機能の終局的差し止め命令を求める MercExchange の申し立てを棄却した。Buy It Now とは、eBay のユーザーが、オークションを使って商品を固定価格で即座に購入できる機能だ。 今回の判決は、2001年に始まり、いまだに決着していない eBay と MercExchange との間の法廷闘争において、最新の動きとなる。この特許侵害裁判は、2003年に一度山場を迎えている。この時、連邦地裁陪審は eBay が MercExchange の所有する複数の特許を侵害していると認め、損害賠償として3500万ドルを支払うよう eBay に命じた。 その後、同裁判は米国最高裁判所に持ち込まれた。最高裁は2006年5月、地方裁判所も控訴裁判所も終局的差し止め命令を適用すべきか否かの判断を誤ったとの裁定を下している。 当時の裁定で最高裁は、eBay に対する終局的差し止め命令の正当性について審理し直すよう、下級裁判所に差し戻す決定をした。今回の差し戻し審では Friedman 裁判官が同訴訟を詳細に検討し、最新の判決を下した。 取材により入手した判決文の写しの中で、こうした終局的差し止め命令が法的に適切なのかを判断する「4つの要素のテスト」に照らし合わせた結果、MercExchange はこの条件に合致していなかったと、Friedman 裁判官は説明している。 MercExchange は、金銭では修復できないような取り返しのつなかい侵害をこうむったこと、そして終局的差し止め命令が両社間の「侵害を清算」し、公共の利益のためになるということを証明する必要があった。 だが、これらの要件すべてを MercExchange は履行しなかったと、Friedman 裁判官は記している。 関連記事 最新トップニュース
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