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2007年8月1日 10:50

AT&T、eMusic と提携した無線音楽サービスを開始

著者Nicholas Carlsonオリジナル版を読む海外海外発
Apple (NASDAQ:AAPL) の『iPhone』はたしかに一大事で、状況を大きく変えるかもしれない。だが、AT&T (NYSE:T) は、まだまだ先へ進むつもりのようだ。

iPhone の独占サービスプロバイダでもある AT&T は7月31日、eMusic と提携した無線音楽ダウンロードサービスの開始を発表した。

このサービスにより、AT&T のユーザーは、270万曲を収める eMusic のカタログから、ワイヤレス機器をつうじて楽曲を視聴および購入できる。サービス料金は1か月に5曲のダウンロードで月額7.49ドルだ。

AT&T の広報担当 Warner May 氏が取材に対して述べたところによれば、この新サービスは、『Samsung a717』と『Samsung a727』、『Samsung SYNC』の新バージョン、および『Nokia N75』という4種類の AT&T 対応機種で利用できるという。

これに、Apple の iPhone が含まれていないことは、注目に値する。

「このサービスは iPhone とはまた別のもので、当社初の無線サービスだ」と May 氏は述べている。

May 氏の言うとおりだ。iPhone の数少ない、だがたびたび指摘される欠点の1つは、インターネット接続機能があるにもかかわらず、実際には『iTunes』から直接楽曲を購入できないことだ。

こうした批判はあるものの、Apple と独占的に提携している AT&T にとって、iPhone は大きなプラス要素になるものと予想されている。投資調査会社 Cowen and Company が6月に発表したレポートによると、AT&T は iPhone のおかげで、2008会計年度末までにワイヤレス市場で1.4%のシェアを獲得できそうだという。

だが、世の iPhone ブームにもかかわらず、AT&T は守りに入るつもりはないようだ。

May 氏によれば、今回の新サービスは、2006年秋に結んだ Napster や『Yahoo! Music』との提携同様、ユーザーにさまざまなオプションを提供するための試みだという。

eMusic サービスでは、月額料金で購入できる5曲は、モバイル機器用とパソコン用に、1コピーずつ入手できるようになっている。AT&T によれば、ユーザーが希望する場合には、月額料金と同じ額をさらに支払えば、5曲を追加購入できるという。

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