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Best Buy と UMG、共同で DRM フリー楽曲販売に着手音楽出版大手 Universal Music Group (UMG) が一部の楽曲をデジタル著作権管理 (DRM) 技術による制限のない状態で提供し、小売大手の Best Buy (NYSE:BBY) がそれを販売する計画が明らかになった。
Best Buy は10日、UMG による DRM 制限のない楽曲提供試験に参加し、これらの楽曲をデジタル音楽販売サイト『Best Buy Digital Music Store』で扱うと発表した。発表によると、UMG の DRM フリー楽曲を DRM 保護付きの楽曲と同じ価格で販売するという。 Best Buy Digital Music Store は RealNetworks の音楽提供プラットフォーム『Rhapsody』を使って構築したサービスで、その販売形態は、1曲99セントの売り切り制と、月額14.99ドルの定額制に分かれている。定額制を契約した場合、1曲89セントで楽曲を買い取ることも可能だ。 Best Buy の音楽担当副社長 Jennifer Schaidler 氏は声明のなかで、次のように述べた。「われわれは、相互運用性、多様なファイル形式、そして DRM の問題に対し、当社の顧客が感じていた不満に耳を傾けてきた」 UMG 以外にも、すでに DRM フリーの楽曲提供に動いている大手レコード会社がある。4月には EMI Music が、DRM フリーのデジタル楽曲をオンラインショップに提供すると発表した。最初に EMI と契約を結んだのは Apple で、同社は5月から『iTunes Store』において EMI の DRM フリー楽曲販売を開始している。 Eコマース大手 Amazon.com (NASDAQ:AMZN)も5月に、DRM フリーのデジタル楽曲販売計画を発表し、この動きに追随する格好となった。Amazon.com によると、年内には EMI の楽曲をはじめ、1万2000社以上のレコード会社の楽曲を DRM フリーの MP3 形式で提供する計画だという。 ただこうした流れの中でも、DRM が直ちに消え失せることはないと見る向きもある。 調査会社 In-Stat のアナリスト Mike Paxton 氏は、最近発表した報告書『Digital Rights Management Update』のなかで、通信ネットワーク上に流通するデジタルコンテンツの量と、その増加率が要因となって、DRM は今後も増え続ける可能性が高いとの見方を示した。 「こうしたコンテンツの大部分は、既にある種の DRM やコンテンツ保護の仕組みによって保護されている」と Paxton 氏は話す。 「デジタルコンテンツ制作が拡大すれば、それが DRM やコンテンツ保護技術に対する需要を加速する」
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