そうした状況がありながら、この件に対する取り組みは遅れていたように見えるかもしれない。3社が採用に同意した DKIM 仕様は、明らかに1年以上前から使える状態だった。同仕様を策定した Mutual Internet Practices Association (MIPA) は2006年8月、作業のほとんどを完了したと発表している。
しかし、DKIM 仕様がインターネット技術の標準化組織 Internet Engineering Task Force (IETF) による承認の最終段階にようやく達したのは、2007年5月のことだ。同仕様の策定については、Yahoo! をはじめ、AOL、Cisco、Microsoft などの企業が協力している。
長い時間がかかったとはいえ、今回の発表が、この計画に参加していない Google などとの競合で、Yahoo! にとって有利に働く可能性はまだある。この件について Google に取材を申し込んだが、コメントは得ることができなかった。