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2007年10月9日 09:00

ファイル共有ソフトでの音楽ファイル配信に関する裁判で有罪判決

著者Nicholas Carlsonオリジナル版を読む海外海外発
音楽ファイルのダウンロードに関する米国初の陪審裁判が4日結審した。レコード業界は、違法なダウンロードの撲滅に取り組む中での画期的な勝利だと主張している。

ミネソタ州ダルースの連邦陪審は今週、Jammie Thomas 氏に対し、著作権を意図的に侵害した責任があるとの判断を下した。Thomas 氏は2005年2月、ピア ツー ピア (P2P) 型のファイル共有ソフトウェア『KaZaA』を使用し、著作権で保護された26曲の楽曲をコピーしたほか、1702個のデジタル オーディオ ファイルを配信した。

全米レコード工業会 (RIAA) の広報担当によると、陪審団は RIAA に対して22万ドルの損害賠償を認めたという。

「われわれは陪審団の決定を歓迎する。米国の法律は明白であり、法律に違反した結果も同様だ」と RIAA は声明の中で述べた。

しかし、問題の明白さを誰もが確信しているわけではない。

ワシントン D.C. の弁護士で、上院の法律技術顧問を務めた経験もある Ethan Ackerman 氏は取材に対し、Apple の『iTunes Store』を利用していれば Thomas 氏はデジタル音楽コレクションをもっと低いコストで完成できたとは言えるものの、Thomas 氏の問題は必ずしもこれで終わりとはならないと語った。

また、技術とマーケティングに関する Blog に記事を寄稿している Ackerman 氏は、陪審員が Thomas 氏に対する裁定の判断を求められた時のやり方から考えて、この問題は間もなく法廷に戻されることになるかもしれないと述べた。

Ackerman 氏によると、「著作権者の許可なく、著作権で保護された録音物を P2P ネットワーク上で電子的手段により配布できるようにする行為」を、「実際に配布が行なわれたことが明らかかどうかに関わらず、著作権者の独占配布権」を侵害するものだと定義する内容の指示が、陪審員に与えられたという。

つまり、この指示が陪審員らに説明している内容は、著作権法が、デジタル楽曲ファイルの入ったフォルダをネットワーク上で共有する行為を、そのデジタルファイルがネットワーク経由で実際に配信されたかどうかに関係なく禁じているというものだ。著作権法のこのような解釈に誰もが同意するわけではないだろうと、Ackerman 氏は語った。

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