米移動体通信業界、モバイル バンキング分野に注目米国最大手の移動体通信事業者 AT&T は先ごろ、Wachovia や SunTrust Banks など米国の大手銀行や、モバイル バンキングおよび決済技術会社 Firethorn と協力し、成長が見込まれるモバイル バンキング分野で携帯電話を使った新サービスの開始を発表した。
その Firethorn だが、携帯電話のチップセットメーカー QUALCOMM は14日、同社を買収することで合意に至ったと発表している。 同買収は現金で行ない、総額は約2億1000万ドルだ。買収手続きは30日以内に完了する見通しという。この買収で、QUALCOMM のハードウェアがサポートすることにより、Firethorn のアプリケーション拡大に弾みが付く可能性がある。なお、移動体通信事業者および金融機関と Firethorn が結んでいる既存の協力関係は、そのまま維持する。 モバイル バンキングへの参入を狙っているのは、AT&T や QUALCOMM だけではない。Verizon Wireless は10月、Firethorn とモバイル バンキング事業で提携すると発表した。Firethorn の提携パートナーである SunTrust や Wachovia などの銀行ネットワークの利用を目指したものだ。 大手移動体通信事業者のこうした動きからも分かるが、モバイル バンキングについては、今後数年間で劇的に成長するとの予測が出ている。市場調査会社 Celent は、モバイル バンキングを利用する米国の家庭の割合が2007年の3%から、2010年には30%に増加すると予測している。 関連記事 最新トップニュース
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