|
Amazon.com、待望の電子書籍リーダー『Kindle』を発売オンライン小売大手 Amazon.com は19日、待望の電子書籍リーダー『Amazon Kindle』を発売した。
Kindle は、これまで低迷していたデジタル書籍販売を後押しし、1990年代末以来アナリストたちが立てていた見通しの実現に繋がる可能性がある。アナリストらは当時から、電子書籍を革新的な技術として称賛してきた。 Amazon.com は Kindle 用コンテンツのワイヤレス配信システム『Amazon Whispernet』を用意しており、パソコンを経由して同期するといった手間をかけることなく、Kindle 単体で書籍の購入とダウンロードが可能だ。Kindle の価格は399ドルとなっている。 同社 CEO の Jeff Bezos 氏は発表のなかで、次のように述べた。「われわれは、物理的な書籍を越えたかった。Kindle はワイヤレス端末のため、ベッドに寝ていようが、電車の中だろうが、何か書籍が頭に浮かべば60秒もかからずに入手できる。コンピュータは必要なく、書籍の購入は Kindle で直接行なう。本日の Kindle 販売開始に、われわれは興奮を隠せない」 今回の Kindle 登場に先立ち、電子書籍業界はここ数年、ある程度の成長の兆しを見せていた。 電子出版の業界団体 International Digital Publishing Forum (IDPF) によれば、電子書籍の売上は、今年3000万ドルに到達する見込みだという。2006年の売上は、前年比でほぼ2倍の2000万ドルだった。 書籍タイトルの選択幅がさらに広がり、価格面で紙媒体の書籍と肩を並べるようになれば、電子書籍を購入する消費者の数は増加すると IDPF は考えている。 業界の動きを見てみると、Sony Electronics は10月、同社の電子書籍リーダー『Reader』の第2バージョンをリリースしている。また9月には、Borders Group が Sony との独占的な提携関係を拡大し、Reader を通じて書籍を配信することや、共同ブランド版の電子書籍販売サイト開設を発表していた。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
|
|