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2007年12月7日 11:00

米司法省、違法ファイル共有裁判で RIAA を擁護

著者Sean Gallagherオリジナル版を読む海外海外発
米司法省 (DOJ) は5日、違法ファイル共有行為により全米レコード工業会 (RIAA) に対して22万ドルの賠償金を支払うよう陪審評決を受け、ミネソタ州在住の女性 Jammie Thomas 氏が再審理請求を出した案件に関し、RIAA 側を支持する見解を示した。

DOJ はミネソタ州連邦地裁に提出した書面で、RIAA に認められた金額は合理的だと指摘し、Thomas 氏の再審理請求を却下するよう裁判所に求めた。

Thomas 氏の弁護側は今年10月、同氏に対する有罪の陪審評決を退けるべく、裁判所に申し立てを行なった。弁護側は申し立ての中で、評決の金額は共有の疑いがある楽曲1曲あたり9250ドルに相当し、楽曲ダウンロード料金が1曲あたり1ドル未満という実情に照らして、不法に高額だと主張した。

この裁判は、Thomas 氏がアメリカ先住民で30歳のシングルマザーであること、そして音楽ファイルの違法共有を理由に RIAA が個人を相手取った訴訟で初めて法廷に持ち込んだことから、世界中の注目を集めている。Kazaa のファイル共有ソフトウェアを使用し、RIAA から提訴された2万6000人に及ぶ他の違法行為者のほとんどは、示談で和解した。

RIAA は今年2月、「訴訟前の」和解を提案した書簡400通を、米国の大学13校に送付し、該当する学生に書簡を転送するよう求めた。同団体は書簡の中で、著作権侵害に対する和解金の「割り引き料金」を提示していた。

DOJ は、裁判所に提出した『著作権法における法定損害賠償規定の合憲性擁護に関するメモ』と題する書類の中で、この裁判で RIAA が得た評決の賠償額は不相応でも不合理でもなく、著作権法の規定に沿ったものだと強く主張した。

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