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「すべての書籍を『Kindle』対応に」―― Amazon CEO の熱い思いAmazon.com は、同社の電子書籍リーダー『Amazon Kindle』で利益は上げられていないのかもしれない。だからといって、Kindle の最も熱心な唱道者である同社 CEO (最高経営責任者) Jeff Bezos 氏の情熱に陰りが出るようなことはなさそうだ。
Bezos 氏は5月30日、同社の年次株主総会で Kindle について延々と熱弁をふるい、Kindle がまだ「投資段階」にあることに対する懸念を退けた。 「Amazon の競争的利点の1つは、その種が重要だと思えば喜んで種をまき、長い時間をかけてそれを育てようとすることだ。われわれが成し遂げてきた価値あることはすべて、何年もの投資期間が必要だった。したがって、今回もこれまでと何も変わらないと思う」と Bezos 氏は述べた。 Bezos 氏は4月に行なわれた同社の決算発表で、Kindle の売上について明らかにしなかった。しかし Bezos 氏によると、現在 Amazon では Kindle に対応した書籍を12万5000タイトル提供しており、Kindle の売上は同社の売上全体の6%を占めるという。 最も多い顧客だと、Kindle に対応した書籍を1076冊を購入している。 Bezos 氏はまた、Kindle を購入した顧客が、そのあと通常の紙媒体の書籍を買わなくなるということはなく、紙媒体の書籍の購入数は減っていないと説明している。同氏によると、実際 Kindle の顧客は、印刷版と電子版合わせて、Kindle 購入以前の2.6倍の書籍を注文しているという。 長い開発期間を経て昨年11月に発売した Kindle によって、Amazon は、印刷物という最古のメディアをデジタル時代にもちこむという、期待されつつ長らく実現していなかった約束を実現しようと試みている。 Bezos 氏はさらに話を進めて、最終的な目標は、これまでに出版されたあらゆる言語のすべての印刷版書籍を Kindle で読めるようにすることだと発表した。「この目標を達成するには長い時間がかかるだろう。しかし、どんな本でも頭に浮かんだらすぐに、それが絶版かどうかに関わらず、60秒未満で読み始められたら、どんなに素晴らしいだろう」と Bezos 氏は述べた。 関連記事
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