japan.internet.com
japan.internet.com メンバーID
Twitter
Facebook
RSS
ピックアップ
2008年10月3日 11:40

『MySpace Music』は Apple の牙城に迫れるか?

著者Sean Gallagherオリジナル版を読む海外海外発
4大レコード会社の支援を受け、もともとオンラインでの音楽鑑賞に関心が強い既存ユーザーを抱える MySpace は、デジタル音楽業界を支配する Apple にとって、これまででもっとも現実味を帯びた脅威となっている。

だが、MySpace の新音楽サービス『MySpace Music』の影響をもっとも強く受けるのは、音楽ストリーミングやソーシャル ネットワーク分野のより小規模な競合会社になるのではないかと、複数のアナリストが指摘している。

MySpace Music サービスは、広告支援モデルの無料音楽ストリーミング サービスだ。MP3 ファイルの購入とダウンロードも可能で、Amazon.com 提供の音楽プレーヤーが再生に対応している。ユーザーは独自のオンライン プレイリストを作成し、新しくなった MySpace プレーヤーを用いて自分の MySpace ページに組み込んだり、他のユーザーや有名人の作成したプレイリストを視聴したりできる。プレーヤーで曲名の隣に表示される「購入 (buy)」ボタンをクリックすれば、Amazon.com を通じて楽曲を購入できる (ただし対応 OS は『Windows』のみ)。

MySpace のユーザー層は、音楽業界の主要ターゲット層と重なる。NPD Group の実施したデジタル音楽の購入状況に関する調査によれば、ソーシャル ネットワーク経由で音楽を利用している13歳以上のインターネット ユーザーは、CD や有料ダウンロード、音楽配信サービスに1人あたり70ドルを費やしているという。ソーシャル ネットワークを利用していない人の支出額25ドルと比べると、2倍以上の額だ。

eMarketer.com の上級アナリスト Paul Verna 氏は、次のように述べている。「小売業という観点で見れば、Apple への影響はきわめて大きいと思う。Apple は依然として音楽小売市場で圧倒的な優位に立っており、この状況が突然かつ劇的に変わるとは思えない。だが、音楽消費者の一大コミュニティが、Amazon.com で直接購入するようになることは確かだ」

だが、MySpace の真の狙いはダウンロードによる音楽販売ではなく、広告展開にある。「個々の楽曲の販売もきわめて興味深いことだが、Amazon.com のアフィリエイトで得られる収入よりも、広告収入のほうが重要だ。MySpace は成功に近い場所にいると思う。というのも、大規模なユーザー基盤と強い販売力、さらには広告主とのつながりを既に持っているからだ」と、Jupiter Research の上級アナリスト David Card 氏は述べている。

プリンター用
記事を転送
この記事をクリップ!
【特別連載企画】大艦巨砲主義にして卓越したレスポンス--GALAXY S II WiMAX
【特別連載企画】大艦巨砲主義にして卓越したレスポンス--GALAXY S II WiMAX 1月20日より販売が開始されたサムスン製スマートフォン「GALAXY S II WiMAX」。カタログスペックでは、他メーカーのハイエンド機と同じように見えても、実際に使うと卓越したレスポンスに驚かされる。
⇒詳細記事はこちら
⇒連載記事一覧はこちら
注目のトピックス
最新コラム一覧
百式のネットビジネス研究
百式のネットビジネス研究
次のフライトでお好みの座席が空いたら教えてくれる「Expert Flyer」
アウンのグローバルマーケティング動向
アウンのグローバルマーケティング動向
Web プロモーションにおいて大切なこと―年度末編―
週刊-サイト別アクセス状況データ
週刊-サイト別アクセス状況データ
12月の主婦層、ベルメゾンが首位を維持(VRI 調査)
多言語×Web×海外マーケティング情報
多言語×Web×海外マーケティング情報
海外発、注目 AR プロモーション
エンジニア転職ノウハウ開発室
エンジニア転職ノウハウ開発室
楽天が目指す変革──Globalization、Agile、Big Data
中国・台湾ネットビジネス情報最前線
中国・台湾ネットビジネス情報最前線
中国から Web を見てもらいたいならば
マーケティングに活用できる最新トレンド
マーケティングに活用できる最新トレンド
改めて、「導線」最適化に目を向ける
次世代マーケティングチェーンの視点
次世代マーケティングチェーンの視点
ソーシャル時代における BtoC 型 Eコマース成功のポイント
Copyright 2012 internet.com K.K. (Japan) All Rights Reserved.