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オンライン ショッピングにも押し寄せるソーシャル化の波 (前編)もはやオンライン ショッピングは、単にカーソルを合わせてクリックし、購入するだけの行為ではない。ウィジェットやライブチャットやソーシャル ネットワーク機能によって、オンライン ショッピング体験を消費者に合わせたものにしようとする新興企業がますます増加している。
コミュニティ駆動型の Web 2.0 の世界と Eコマースの融合は、さまざまな形態をとり得る。ただし、両者の組み合わせが必ずしもうまくいくとは限らない。その好例が、昨年のホリデーシーズンに Facebook が迎えた事態だ。Facebook は昨年、他サイトにおけるユーザーの購買活動を、フィード機能による商品推薦に利用しようと試み、ユーザーの購入した商品を公にし、プライバシー侵害だと怒りを買うことになった。 しかしこのような過ちがあろうとも、消費者が好んでアクセスするソーシャル サイトで露出を高めるべく、ソーシャル Web の世界に分け入ろうとする小売業者の勢いは止まらない。 「この2年間というもの、目的地として仕立てられた Web サイトへのアクセスは漸減している。そのため小売業者は、もはや自分のサイトを訪れなくなった顧客への接触方法を模索している」と、mediaFORGE の事業開発ディレクタ Julie Fuchs 氏は語る。mediaFORGE は、プロモーション用ウィジェットを専門に手がけている企業だ。こうしたウィジェットにより、小売業者は Web 横断的に自分たちのブランドを構築できる。 Volusion という会社もまた、Eコマースと Web 2.0 の融合支援に取り組む企業の1つだ。Volusion は、ソフトウェアと Eコマースのコンサルティングを手がける会社で、小売業者のオンラインにおける存在感強化とソーシャル化の支援を目指している。 Volusion は最近、Harris Interactive に委託した調査結果を発表した。同調査によれば、オンライン ユーザーのうち、製品レビューやコメントがソーシャル ネットワーク上で買い物をする動機になると回答した割合は、4分の1以上に及んだという。 オンライン ショッピング体験の向上に取り組むニッチ企業は、Volusion 以外にも多数存在する。 Yoono は11月24日、推奨商品を提示し、価格比較が行なえる買い物用ウィジェットをリリースした。1年を通じて最繁忙期にあたるホリデーシーズンに、ぎりぎり間に合った格好だ。同ウィジェットは、Web ブラウザ『Firefox』のサイドバーとして機能し、ユーザーの Web アクセスに応じて、人気の高い Eコマースサイトから関連商品を抽出する。納得のいく条件の商品を見つけた場合、その情報を、Facebook、MySpace.com、Twitter などが運営するソーシャル サイトのプロフィール ページに書き出すこともできる。 前出の mediaFORGE も、関連する分野で活躍する企業だ。同社は最近、『iGoogle』や Facebook など、パーソナライズ化に対応し、多くのユーザーが Web 体験の出発点としているサイトで小売業者が存在感を高められるよう、分散型 Eコマース プラットフォームをリリースした。 さまざまなユーザーの行動に応じた推奨商品の提示を行なうアイデアを持つ企業は、これらだけにとどまらない。後編ではさらにいくつか紹介しよう。 関連記事 最新トップニュース
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