japan.internet.com
E-コマース2009年4月3日 12:00
文字サイズ文字サイズ小文字サイズ中文字サイズ大

YouTube、ドイツでも音楽著作権料をめぐって交渉決裂

この記事のURLhttp://japan.internet.com/ecnews/20090403/12.html
著者:Andy Patrizio
海外internet.com発の記事
Google 傘下の YouTube では、著作権使用料徴収組織との交渉がまとまらないせいで、欧州の国からアクセスするユーザーが同サイトの音楽ビデオを閲覧できなくなっている。同様の事態は、この1か月で2度目となる。

YouTube と英国の著作権料徴収団体の PRS for Music との間で合意が成立しなかったため、英国の YouTube ファンは3月初めから音楽ビデオにアクセスできないままだ。

今度はドイツ最大の著作権料徴収団体 GEMA との交渉が決裂し、ドイツのファンが音楽ビデオにアクセスできなくなった。

YouTube がドイツのポータルを開設したのは2007年11月のことで、同時に GEMA と一括払いでの契約を結んだ。この契約が2009年3月31日に期限切れとなったため、GEMA からはペイ パービュー方式による契約を要請されたが、YouTube としては受け入れられなかった。結果として、ドイツの YouTube からは音楽ビデオが消えた。しかし、関係者によると交渉はまだ継続しているという。

PRS は英国では唯一の著作権料徴収組織だが、GEMA が扱うのはドイツのアーティストの60%にとどまる。YouTube によれば、同社にとって問題となるのは GEMA が著作権を管理しているアーティストの名前を明らかにしていない点だ。このため、すべてのアーティストを削除せざるを得なかった。

「レコード店に行って中身のわからない CD に20ドルの値札がついているようなものだ」と、YouTube の広報担当の Chris Dale 氏は語った。

米国の著作権料徴収企業は American Society of Composers, Authors and Publishers (ASCAP) と Broadcast Music, Inc. (BMI) だ。すべての音楽 CD の裏面には、このいずれかあるいは両方の企業のロゴが付いている。

Dale 氏の説明によれば、英国で交渉が決裂したのは、PRS がストリーミングごとの料金算出方式への変更を要求してきたからであり、、YouTube にとってはビジネスとして成り立たないと思われる金額だったという。結果として、YouTube はレコード会社からアップロードされていたプレミアム音楽ビデオを削除することになった。

PRS の要求額でさえ採算がとれないのに、GEMA の要求はその50倍にものぼったと Dale氏 は語った。
japan.internet.comのウエブサイトの内容は全て、国際法、日本国内法の定める著作権法並びに商標法の規定によって保護されており、その知的財産権、著作権、商標の所有者はインターネットコム株式会社、インターネットコム株式会社の関連会社または第三者にあたる権利者となっています。
本サイトの全てのコンテンツ、テキスト、グラフィック、写真、表、グラフ、音声、動画などに関して、その一部または全部を、japan.internet.comの許諾なしに、変更、複製、再出版、アップロード、掲示、転送、配布、さらには、社内LAN、メーリングリストなどにおいて共有することはできません。
ただし、コンテンツの著作権又は所有権情報を変更あるいは削除せず、利用者自身の個人的かつ非商業的な利用目的に限ってのみ、本サイトのコンテンツをプリント、ダウンロードすることは認められています。

Copyright 2012 internet.com K.K. (Japan) All Rights Reserved.