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Amazon.com の大画面版電子書籍リーダー『Kindle DX』Eコマース大手 Amazon.com は6日、人気電子書籍リーダーの新版となる『Kindle DX』を発表した。同社は、標準レターサイズの文書や書籍や新聞の閲覧に適した大型画面を搭載するなど、多数の機能強化を施している。
ニューヨーク市の Pace University で行なった発表会では、Amazon.com の CEO (最高経営責任者) Jeff Bezos 氏が同製品について、現行版『Kindle』の備える魅力をさらに広げる製品だと紹介した。 同氏によれば6インチ画面の現行版 Kindle は、利用可能な書籍数が27万5000タイトルを超え、すでに大きな成功を収めているが、設計上の理由からある種の用途に適していなかったという。 その一例が業務用文書だ。 この状況について、Bezos 氏は次のように語った。「印刷して読む文書のほとんどは、8.5 X 11インチ (レターサイズ) だ。こうした文書の情報は、8.5 X 11インチで読むことを前提に整形されており、レイアウトも込み入っている。文書は個人的なものばかりではなく (中略) 非常に込み入った構造の文書が多数存在する。レイアウトが極めて複雑な書籍も多い」 そして同氏は「電子的な文書閲覧手段でも、より大きな画面が必要だ」と付け加えた。 Amazon.com が Kindle DX で大型の9.7インチ画面を採用したのは、この問題を解決するためだった。 大型化した Kindle DX の画面ならば、大きくて複雑な画像や表など、小型画面用に変換することが難しいレイアウト要素なしに成り立たない書籍にも適しているという点で、更なる訴求力を持つことになる。 Bezos 氏は、料理本から科学雑誌にいたる様々な書籍のページを Kindle DX で表示するデモを行ないながら、次のように説明した。「Kindle DX ならば (中略) 左右に移動したり、ズームしたり、スクロールする必要がない。読者はただ、文書を読むだけでいい」 ほかにも Kindle DX は、書籍や新聞を読みやすくするための改良を備えている。ワイド画面モードという機能もその1つだ。これは Apple の『iPhone』といった製品が一般に備える機能と同じで、Kindle DX 自体を横向きにすると、画面もそれに応じて回転して表示するというものだ。また Kindle DX では、PDF ファイルもそのまま読めるようになった。 Amazon.com は Kindle DX を今夏に発売する計画で、販売価格は489ドルを予定していると Bezos 氏は語った。なお同社は現在、先行予約を受け付けている。 関連記事
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