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2009年第1四半期の Eコマース小売、前年比で横ばいに持ち直しオンライン市場調査会社の comScore は7日、2009年第1四半期における Eコマース小売販売の実績を明らかにした。その値は前年同期比で0%と、まったく変化がないというものだったが、大半のオンラインストア経営者にとっては、以前にも聞いたような感じのする結果と言えるだろう。
それでも、comScore によれば、2008年第4四半期には前年同期比で3%減少していたので、そこからは改善されたことになるという。 さらに、2009年第1四半期に関しては悪いニュースばかりではなく、一部の分野では景気後退にもかかわらず回復の兆しが見えている。同四半期で最も成長した分野は「スポーツとフィットネス」で、comScore によると、トレッドミルや自転車型のトレーニングマシンなどの主要なフィットネス器具について消費者のオンライン購入意欲は高く、成長を続けているという。 「書籍と雑誌」部門は19%増加し、「ビデオゲーム、ゲーム機、アクセサリ」部門は12%、「コンピュータ ソフトウェア」部門も12%増加した。 comScore 会長 Gian Fulgoni 氏は声明で「第1四半期におけるオンライン小売への支出は横ばいだったが、残念な結果に終わった (前年) 第4四半期から若干の改善を示している」と記している。 「これらの結果は、経済がついにある程度の安定を見せ始めていることを示しているようだ。消費者マインドも改善に向かっているので、オンライン チャネルは、2009年後半にはプラス成長に向け回復の構えを見せるものと楽観的にみている」と同氏は記している。 comScore の調査結果の背景には、厳しい経済状況が Eコマースでのマーケティング戦略を変化させたことがある。近頃発表された別の調査結果によると、顧客の囲い込みに注力した Eコマース小売業者の数は、この1年間で倍増しているという。 この結果は、今回で12回目となる年次調査『The State of Retailing Online 2009』が示すもので、Shop.org がForrester Research と共同で実施し、5日に発表された。同調査によると、景気後退により、オンライン小売業者は顧客の獲得と維持に向けてマーケティング戦略を変えざるを得なくなっているという。 関連記事 関連テーマ
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