E-コマース
E-コマース
アフィリエイト次の10年
この連載も最終回となった、そしてアフィリエイトも11年目に突入した。“アフィリエイト次の10年”という大業なテーマを今回のタイトルとした。
アフィリエイト・サービス提供者(ASP)というビジネスモデルが、現在の形態のまま成長を維持するか否かについて言及するのは難しいが、成果報酬型という料金形態は、様々なデバイスのネットワーク化による対象メディアの拡大と、トラッキングが可能となる成果対象アクションが増えることによって益々拡大していくだろう。そこで、最終回はここ2、3年のうちに儲かりそうなビジネスモデルのような生臭い話ではなく、ネットワーク社会が進んだ先の、夢のようなファンタジーというかシュールなブラックユーモアのようなお話しをさせていただくこととする。
ほとんどのデバイスがネットワークに接続されれば大変便利になるが、行き過ぎると人間の行動の全てを監視下におくことができるようになる、現在の技術でも、大手検索会社や大手ショッピングモールはネットでの行動以外にも GPS による位置情報やクレジットカード・電子マネーの決済とを連動することで、ネット利用者のリアルでの行動もトラッキングできる。
ある意味、ジョージ・オーウェルの小説「1984年」のビッグブラザーを目指しているかのようである。これはやや生臭い話になるが、ネットとリアルの決済履歴・非決済行動履歴を統合する際にポイントが軸になるかもしれない。ポイントと電子通貨の一体化がすすみ、航空会社のアライアンスにおけるマイル連携のように、いくつかの主要ポイント連合へアライアンス・寡占化され、計算エンジンの統合クラウド化がすすむと推測する。
究極には携帯電話の契約者番号のように、子供が生まれると同時にペースメーカーのように GPS や各種センサー機能を持つ、マイクロチップが埋め込まれ、人間の製造識別番号を付与されることになる。クレジットカードなどの決済機能も組み込むことができ、生態認証で簡単に支払いもできる。行動の全てがトラッキングすることができるようになるかもしれない。
対象となるメディアも、現在は「PC」「ケータイ」「テレビ」「デジタルサイネージ」というネットに繋がれたスクリーンが対象だが次に「デジタルフォトフレーム」「カーナビ」「冷蔵庫」「電子レンジ」などの現在はネット化が進んでいないスクリーンもネットワーク化されることで広告メディアになる。
スクリーンの次は、自動車フロントガラスや電車や飛行機など交通機関の窓、商業施設のショウウインドウにセカイカメラのような AR(拡張現実)が組み込まれネット化されたメディアとなるかもしれない。
現在でも、網膜ディスプレーはあるが、その進化版として、メガネやコンタクトレンズにARが組み込まれネット化されて、直接視野がメディアとなるかもしれない。アクションのトリガーは加速度センサーの組み込まれた、リストバンドや指輪で、あるいは、手袋のようなもので触感まで再現するようになるのだろうか? 同様に音声の AR 化もあるかもしれない。
一方、成果となるアクションの対象も、買う、申し込む、行く、食べる、飲むといった行動だけでなく、泣けたら、笑えたら、おいしかったらというような感情の露出や、やせたら、病気が治ったら、健康になったら、長生きしたらというような身体の状態や、結婚できたら、子供ができたら、幸せになれたらというように人生に関することまでもが対象となるかもしれない。
行動ターゲティングも、登録情報やネットやリアルでの各種購入履歴や契約履歴、閲覧履歴、移動履歴などと連動して、究極のワン・ツー・ワン・マーケティングが実現される。筆者がカード会社においてデータベースマーケティングを行っていた時に、夢に描いていたことが現実になりつつある。しかしながらワン・ツー・ワンのリコメンデーションやターゲティングにも、ある程度節度を持ってもらいたいと思っているのは筆者だけであろうか?
2002年公開の映画、マイノリティ・リポートにも同様の世界が表現されているが、ワン・ツー・ワン・マーケティングも行き過ぎてしまうと、朝起きてセンサー付きの鏡を見ると、化粧品や増毛、形成外科の案内が出てくる。トイレに行けば、頻尿や便秘薬が進められるのも余計なお世話で、朝っぱらから機嫌を悪くする元である。
お昼になると、そろそろカレーを食べませんかとか? 給料日前なので牛丼でがまんしましょうとか。
病気なると、バイオセンサーにより、最初は病院や薬の広告が表示される。いよいよ煮詰まってきたら墓石や葬儀場の広告が表示され、人生の終着駅を悟る。「今なら早割りが使えます!! マイレージが3倍」と言われてうれしいですか?
趣味の良くないジョークで、“10年目のアフィリエイト”のコラムを終了させていただくこととなり誠に恐縮である。拙い文章に10回もおつきあいいただいた読者の皆様に、この場をかりて厚く御礼を申し上げます。
アフィリエイト・サービス提供者(ASP)というビジネスモデルが、現在の形態のまま成長を維持するか否かについて言及するのは難しいが、成果報酬型という料金形態は、様々なデバイスのネットワーク化による対象メディアの拡大と、トラッキングが可能となる成果対象アクションが増えることによって益々拡大していくだろう。そこで、最終回はここ2、3年のうちに儲かりそうなビジネスモデルのような生臭い話ではなく、ネットワーク社会が進んだ先の、夢のようなファンタジーというかシュールなブラックユーモアのようなお話しをさせていただくこととする。
ほとんどのデバイスがネットワークに接続されれば大変便利になるが、行き過ぎると人間の行動の全てを監視下におくことができるようになる、現在の技術でも、大手検索会社や大手ショッピングモールはネットでの行動以外にも GPS による位置情報やクレジットカード・電子マネーの決済とを連動することで、ネット利用者のリアルでの行動もトラッキングできる。
ある意味、ジョージ・オーウェルの小説「1984年」のビッグブラザーを目指しているかのようである。これはやや生臭い話になるが、ネットとリアルの決済履歴・非決済行動履歴を統合する際にポイントが軸になるかもしれない。ポイントと電子通貨の一体化がすすみ、航空会社のアライアンスにおけるマイル連携のように、いくつかの主要ポイント連合へアライアンス・寡占化され、計算エンジンの統合クラウド化がすすむと推測する。
究極には携帯電話の契約者番号のように、子供が生まれると同時にペースメーカーのように GPS や各種センサー機能を持つ、マイクロチップが埋め込まれ、人間の製造識別番号を付与されることになる。クレジットカードなどの決済機能も組み込むことができ、生態認証で簡単に支払いもできる。行動の全てがトラッキングすることができるようになるかもしれない。
対象となるメディアも、現在は「PC」「ケータイ」「テレビ」「デジタルサイネージ」というネットに繋がれたスクリーンが対象だが次に「デジタルフォトフレーム」「カーナビ」「冷蔵庫」「電子レンジ」などの現在はネット化が進んでいないスクリーンもネットワーク化されることで広告メディアになる。
スクリーンの次は、自動車フロントガラスや電車や飛行機など交通機関の窓、商業施設のショウウインドウにセカイカメラのような AR(拡張現実)が組み込まれネット化されたメディアとなるかもしれない。
現在でも、網膜ディスプレーはあるが、その進化版として、メガネやコンタクトレンズにARが組み込まれネット化されて、直接視野がメディアとなるかもしれない。アクションのトリガーは加速度センサーの組み込まれた、リストバンドや指輪で、あるいは、手袋のようなもので触感まで再現するようになるのだろうか? 同様に音声の AR 化もあるかもしれない。
一方、成果となるアクションの対象も、買う、申し込む、行く、食べる、飲むといった行動だけでなく、泣けたら、笑えたら、おいしかったらというような感情の露出や、やせたら、病気が治ったら、健康になったら、長生きしたらというような身体の状態や、結婚できたら、子供ができたら、幸せになれたらというように人生に関することまでもが対象となるかもしれない。
行動ターゲティングも、登録情報やネットやリアルでの各種購入履歴や契約履歴、閲覧履歴、移動履歴などと連動して、究極のワン・ツー・ワン・マーケティングが実現される。筆者がカード会社においてデータベースマーケティングを行っていた時に、夢に描いていたことが現実になりつつある。しかしながらワン・ツー・ワンのリコメンデーションやターゲティングにも、ある程度節度を持ってもらいたいと思っているのは筆者だけであろうか?
2002年公開の映画、マイノリティ・リポートにも同様の世界が表現されているが、ワン・ツー・ワン・マーケティングも行き過ぎてしまうと、朝起きてセンサー付きの鏡を見ると、化粧品や増毛、形成外科の案内が出てくる。トイレに行けば、頻尿や便秘薬が進められるのも余計なお世話で、朝っぱらから機嫌を悪くする元である。
お昼になると、そろそろカレーを食べませんかとか? 給料日前なので牛丼でがまんしましょうとか。
病気なると、バイオセンサーにより、最初は病院や薬の広告が表示される。いよいよ煮詰まってきたら墓石や葬儀場の広告が表示され、人生の終着駅を悟る。「今なら早割りが使えます!! マイレージが3倍」と言われてうれしいですか?
趣味の良くないジョークで、“10年目のアフィリエイト”のコラムを終了させていただくこととなり誠に恐縮である。拙い文章に10回もおつきあいいただいた読者の皆様に、この場をかりて厚く御礼を申し上げます。
記事提供:バリューコマース株式会社
New Topics
Special Ad
| “超高速無線 LAN 時代”の幕開け--新規格 11ac(Draft)に対応したバッファロー最新ルーターの潜在能力を試す | |
![]() |
バッファローは次世代無線 LAN 規格 IEEE802.11ac(Draft)通信速度最大 1,300Mbps 対応無線 LAN ルーター「WZR-1750DHP」を3月下旬に販売開始。今回、同機器を入手できたので、使用感や便利な機能についてレポートしたい。⇒詳細記事へ |
Hot Topics
IT Job
今週のIT求人情報
Interviews / Specials
Follow japan.internet.com
Popular
Access Ranking
Partner Sites










